コーヒーの水について考える。
しっぽにちは。BBです。
今日はコーヒーと水の関係について書いてみます。普段何気なくミネラルウォーターや水道水でコーヒーを淹れていますが、水の種類の違いがどのように影響するのかに興味が湧き、少し調べてみました。一枚の絵にすると以下の感じです。
以下、絵の内容について書いてみます。
コーヒーと水の関係
コーヒーに合う水を選定する指標として、硬度やph、TDS、全硬度と炭酸塩硬度の比率、などいくつかあり、アメリカのスペシャルティコーヒー協会(SCAA)は、①香り(Odor)、②色(Color)、③全塩素(Total Chlorine)、④TDS、⑤カルシウム硬度(Calcium Hardness)、⑥全アルカリ度(Total Alkalinity)、⑦pH、⑧ナトリウム(Sodium)の8つの指標と適合の範囲を定めている(数値はここを参照)。
上図では、代表的な指標である(※インターネットで数値を調査できた!)TDSとpH、及び、カルシウム(Ca)とマグネシウム(Mg)の組み合わせの空間に各種ミネラルウォーターをマップしたものを表している。
一般的に、TDSは水に溶けている物質の総量であり、多いほど、ミネラルやその他コーヒー中の化合物と反応して味に影響する物質が多く含まれることを表す。pHは、酸性やアルカリ性を表す数値であり、高いほど(アルカリ性)まろやかな味わい、低いほど(酸性)酸味がたつと言われている。また、カルシウムは質感に影響し、マグネシウムは酸味やフルーティさに影響すると言われている。
ただし、理想的な数値は、国やバリスタごとにも違い、例えば、デンマークのThe Coffee CollectiveはTDSを30(非常に軟らかい水)にすることを目標としていたり、自分のミネラルブレンドを作っているバリスタもいる。
今日はコーヒーと水について書いてみました。色々と調べてみて、改めて思いますが、コーヒーは化学ですね。計測機器などの装備を揃えて水の質と味の比較実験などして、オリジナルのミネラルブレンドを作りたいものです。今後も継続して勉強し、以下最初に立てた目標に沿って色々と書き進めようと思います。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?