新しい職場と和菓子のアン
三月で今の職場の勤務が終わる。四月から新しい職場での生活が始まる。
これを読んだ日は四月からの職場の最終面接の次の日だった。新生活あるしな~なんて思って積読本の中から手に取った一冊。
この小説はなんとなく表紙が気になって手に取ったのだけど、きっとこの本を読んでいなかったら出会えていなかったであろう和菓子の秘密とか、源氏物語の頃から食べられていた和菓子の話とか。そういう知識をたくさん得られたことが嬉しくなった。
特に好きだったのは杉山様の出てくる「一年に一度のデート」での松風の由来に胸がぎゅっとなった。おはぎの別名が沢山あるのも知らなかったし、そんな中でも一番好きだと思ったのは「夜舟」かなあ。
登場人物は少ないにも関わらず、みんなキャラが濃い。特に立花さんには驚かされたし、続編も読みたいな。
この前読んだ千早茜さんの神様の暇つぶしでも思ったが、食べ物の描写が出てくるものを読みすぎてとても読了後にたまらなくお腹が空いちゃった。
どうでもいいけどアンちゃんの150センチ57キロって特別太ってると形容されるほどではないと思うんだけどな…
積読本も溜まってきてるし積読本紹介したいな~~~
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