【読書感想文】「伊豆の踊子」著:川端康成(新潮文庫)
一時期文豪にハマっていた時に文豪本人について調べていた。その際に、著者と婚約者との話を聞いておろろろろろ、こんなの辛い!人間不信になっちゃう!と思い、著者の作品にはこういうしんどいものが紛れてるんだろうなと思って読むのを避けてきた。しかし、『雪国』を読んで表現の面白さを知って著書を読んでみた。
1番心に残ったのは、三島由紀夫が『伊豆の踊子について』書いた解説の部分で“「あなたの傍に眠っていました時、あなたの夢をみたことはありませんでした」愛とはそういうものだ”と著者が語っている所だ。エモすぎる。あまりのエモさに言葉を失いました。天才なのでは?
ちょっと著者についてもっと知りたくなりました。
読んだ期間 2023/09/16~2023/09/20
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