![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/170415727/rectangle_large_type_2_46f87f22560563ae9a8afdbc9d0664fa.jpeg?width=1200)
短編小説読書メモ1~2本目
短編を沢山読むプロジェクトがスタート。(↓参照)
とりあえずの目標は50本クリア。
ということで、1~2本目を。
読んだのはこちらから、最初の二編。
西條奈加さんの『向日葵の少女』と、千早茜さんの『白い食卓』。
どちらも名前は知っていたものの、初めての作家さん。
『向日葵の少女』は、神楽坂を舞台にしたシリーズの一編らしい。過去の記憶と現在とが温かく入り雑じる、ほのぼのした作品。
続く『白い食卓』は、前作とは打って変わって、どことなくひんやりしたものが漂う。主人公の脚本家に「その時に食べたい物を作る」よう命じられ、どんな無茶ぶりにも淡々と応える女性・はくり。そして、はくりが来てから、健康も改善され、仕事もうまく行くようになる主人公。しかし、彼女が姿を消した後… … 。
そして終盤のはくりの言動から垣間見える二人の本当の関係にうすら寒くなる。
さて、次はどんな話に会える?