デロンギ マグニフィカS ECAM23120を買った話
大学生のころからブラックコーヒーは大好きだったのですが、特に拘りはなく、苦いカフェイン液を飲めればいい派だったのです。
が、大人になると良いコーヒーを飲む機会に恵まれることも多く、やっすい泥水みたいなインスタントの汁から、やややっすいドリップパックのコーヒーを飲むようになり、会社の派遣さんが趣味で淹れてくれるコーヒーに舌鼓を打つようになり、
いつか広い家に住んだら豆から挽いてくれるコーヒーメーカーが、欲しいななんて夢もありまして。(自分で豆を挽くのは無理)
そんな私が引っ越して広い家に住めたかはさておき、満を持してコーヒーメーカーを買うことになったのです。
コーヒーメーカーを購入する上での基準は以下の通り。
・豆から挽いてくれる(豆を選んで買う楽しみが欲しい)
・起動が苦ではない(平日朝に手間をかけずコーヒーが出てくるのが理想)
・紙フィルタを使用しない(フィルタは買いたくない)
・掃除がしやすい(一杯入れるたびに掃除は嫌)
・レギュラーコーヒーもエスプレッソも可能
・見た目がお洒落(オフィスの共有備品っぽいのは微妙)
一番難しいのが「レギュラーコーヒーもエスプレッソも可能」。
世の中の家電はコーヒーメーカーorエスプレッソメーカーに分かれており、両方可能なのはあまり多くはない。(というか検索になかなか引っかからない)
コーヒーメーカーなら1~2万円でそこそこの物が買えなくもないのですが、コーヒーもエスプレッソも両方可能なものは、結構いいお値段してしまいます。
そんな中、先日4万円くらいのアマギフを手に入れまして。
検討の結果、デロンギ マグニフィカS ECAM23120が我が家にやってきました。
https://barista.delonghi.co.jp/products/ecam23120b.html
・豆から挽いてくれる → 豆も粉も対応可能
・起動が苦ではない → 豆と水を入れておけばボタンのみでコーヒーが出てくる。電源ONからコーヒーができるまでは約1分くらい?
・紙フィルター無し → 無し
・掃除がしやすい →ミルク泡立てとかしなければ超楽。電源入れたら汚水が出るので処理、出涸らしを定期的に捨てる、マシンに撥ねたコーヒーを拭き取る、たまに石灰を除去する でOK
・レギュラーコーヒーもエスプレッソも可能 → それに加えカフェラテやカプチーノも可能
・見た目がお洒落 → お洒落だし可愛い
条件は全てクリア~むしろプラスαの品でございました。
褒めすぎたので、一応う~んと思った点も挙げると、
マシン自体はアマギフ+1万円以下で何とかなったのですが、割と大きいので設置場所が無く、棚と棚の転倒防止ストッパーも購入したので、まあまあ高くついたなーって感じです。
あと私は一人暮らしの頃からデロンギの赤いケトルを愛用してたので、ECAM23120も赤があればよかったなとか。
豆を挽く音がうるさいとか起動までにやや時間がかかるとかは許容範囲内。あれ?あんまりマイナスが思いつかないぞ?
ちなみに私はコーヒーがめちゃくちゃ好きな半面、2杯以上飲むと眠れないし胃が荒れる体質なのですが、
世帯主は何杯でも飲める&週3~4で在宅勤務なので、コーヒーメーカーを欲しがった私よりECAM23120を楽しんでいるので、嬉しい誤算だなーと思います。
正直ECAM23120で淹れたコーヒーは「わー美味しいね」くらいで、「デロンギすげえ!!めちゃくちゃおいしい!世界一!!!」ってほどの感動はなかったのですが。(私が一番好きなのは派遣さんのコーヒー。めちゃくちゃうまい)
我々は元々共通の趣味が無く、せいぜいYoutubeで、カジサックや水溜りボンドを観るくらいしかなかったのですが、
ECAM23120が我が家の一員になったことにより、
コーヒーの勉強を始め、深煎りだの浅煎りだの調べたりとか、
スーパーやカフェやデパ地下を巡りながら豆のコスパを比べたりとか、
飲んだコーヒーのパッケージをノートにスクラップして、
値段/グラム/購入店/飲んだ時期/感想 を書き込んだりとか、
(アプリでもできそうですがあえてアナログ)
そして休日の朝に知らない洋楽をかけながらコーヒーを淹れてダラダラするのが、
ある意味共通の趣味になるのかもしれません。