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【‘‘食を愛すること’’】

ここ数ヵ月前から料理にハマっていて、時間があれば出来るだけ自炊をするように心掛けています。
料理にハマったきっかけとしては、料理研究家の土井善晴さんの影響がかなり大きいものであり、和食や洋食といったジャンルにとらわれずに、料理することの考え方や価値観、在り方そのものを示すものそれこそが一汁一菜の教えであることを料理の基礎として私なりに学びました。
食事することは、目の前の料理と真摯に向き合い、料理を食べること、つくるということは想像以上に奥深いものだと考えさせられることもありました。土井さんはもともと有名な日本料理店で修業を始めたようで最初は、漬物の盛り付け方すら分からなかったとご自身がおっしゃられていたようで、その後、日本料理店で修行と経験を積んできたというエピソードがあります。
私たちがつくる家庭料理の在り方というのは、どうしてもハードルが高いように思われるところがあったりします。
ですが、土井さんは一汁一菜の考えを中心に食文化のあり方を変えたといってもいいぐらいの素晴らしい方だということを少しずつ知っていきました。
料理をつくることや食べることの大切さと同時に、毎日の献立を考えて、自らがつくり、食べることの楽しさも色々と学びました。
時代と共に、日本の食生活は料理を考える文化が広がり定着していき、美味しい料理を食べることが憧れと喜び、そして楽しみとなり、つくることよりも食べることを目的とした考え方へと変わっていくようになりました。
そうした考え方が基づいてしまったが為、それを家庭料理にも求めるようになってしまい、家庭でも美味しい料理を食卓に並べなければならないという風潮になってしまったと時代背景から窺えられます。
美味しい料理をつくることの負担から、料理をつくることが楽しくないと感じてしまうことは大きな問題点になってしまうのではないかと考えられます。
こうした問題点を改善する為に生まれたものこそが、食の基本に立ち帰る一汁一菜という家庭料理の基本型であることを土井さんは提唱されました。
そもそも一汁一菜は、白米などの主食に味噌汁などの汁物と、おかずを添えるだけの簡素な料理であります。
一汁一菜にすれば、毎日の食事は、ごはんと具だくさんの味噌汁、漬物などがあれば十分であり、こうした一汁一菜の在り方を推奨する土井さんの考え方は著書の中でも詳しく述べられています。
美味しくて品数を増やさなくてはいけないという重圧を一汁一菜によって払拭され、私たちは一汁一菜を通して、料理をつくること、食べることのありがたみを知ることになるものだと考えさせられましま。
食を愛することは、今この瞬間を大切に生きることでもあり、食材を見て触れて、味付け一つで料理の可能性は大きく広がり、つくることは私たちの創造性を豊かにする働きさえあると思います。
私が料理をする以前に料理することの学びを得た土井さんの動画があり、動画にもある通りつくる人と食べる人の存在があるからこそ、料理、食事というものが成り立っているものだと考えられます。

ですが、一汁一菜というと、ご飯とお味噌汁、漬物とバリエーションが少ないから飽きてしまうということも考えられます。
ですが、飽きずに食べられる一汁一菜のアレンジ料理として味噌汁の具材を変えたり、春巻きの皮で巻いた野菜の一汁一菜ロールや、パン粉をまぶした野菜の揚げ物など、新しい食べ方をつくり手が創造することで飽きのない一汁一菜の楽しみ方が新しく広がるのではないなと思います。
一汁一菜には、季節の変化に合わせた様々なメニューなども思い浮かぶことが可能になります。
時期ごとに新しい食材を使って調理することで、一汁一菜が季節感を味わえるメニューとして生まれ変わることも出来ます。
栄養バランスを意識したレシピを考える上でも、一汁一菜は最適であり、野菜や豆腐、お肉などと組み合わせたり、魚介類なども取り入れることできちんとした栄養バランスを摂ることが出来るのも、一汁一菜の強みなのではないかと思います。
食を愛することは、生きる力へと繋がり、私たちは食の素晴らしさを改めて実感します。
そして、これからも、この先も、料理することを楽しみ、食事することは心から大切にしていくことを肝に銘じて食と料理を愛し続けていきたいと思いました。

【最近作ったメニュー等々/32品紹介】

ツナメルトサンド
ピザトースト
ベーコンエッグマフィン
BLTサンド
豚しゃぶサンド&ウインナーコーヒー
ベーコンエッグサンド
クロックムッシュ
ハムのミルフィーユサンド
マヨコーントースト&コーンポタージュ
ホットケーキ
フレンチトースト
イチゴサンド
苺のスペシャルフレンチトースト
ボロネーゼ
ペペロンチーノ
カルボナーラ
和風パスタ
豚しゃぶパスタ
ミートスパゲッティ
しめじとベーコンの和風ペペロンチーノ
ラーメン&チャーハン
チャーシュー麺
味噌ラーメン
焼きそば
きつねうどん
肉うどん
カレーライス
オムライス
牛丼
回鍋肉定食
鳥胸肉の照り焼きソテー
卵とわかめのスープ


おわりに

料理をつくることというのは、これまで私の中では優先順位としてはかなり低いものとして捉えてきたところがありました。
それは、食べることは簡単であっても、つくる行為というのは食材を調理して料理として完成させることだけではなく、調理した後の片付けを含めて料理することだということも実感しながら、かなり手間がかかることもありますが、料理には様々な楽しさもありました。
つくる上では、料理研究家さんや料理ユーチューバーさんのレシピ動画を見ることはとても参考になったところがありますし、勉強になったこともたくさんありました。
料理することは、こんなにも楽しいことだということも理解することができ、かなり奥深いことなんだなと気付くきっかけにもなったことは本当に良かったことだと実感しています。
私はこれからも、食べることも料理することも楽しみながら一生続けていき、自分の中の料理のレパートリーを増やしていきながら、料理スキルを日々上達していきたいなと思いました。

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