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私を楽にさせる言葉

目まぐるしく半年が過ぎて2022年下期がスタートしました。

2022年の上期の目標は達成できましたか?
2022年上期は満足のいく半年間でしたか?

私の答えはNOであり、YES。
NOの理由は「何かに追われる毎日を過ごしてしまった」こと。
YESの理由は「追われながらも楽しいことが結構あった」こと。

3月には、初めて北欧ヴィンテージ家具をお迎えして、4月には、長年使ったiPhone8を13に変え、キャリアも変更。5月には海外ドラマ「リゾーリ&アイルズ 」にはまり、新しいブランドのお洋服に出会い、6月にはとっておきのワンピースを購入しました。

何気ない日常でも、楽しいことやくやしいことはあって、そういった感情の繰り返しの中で少しずつ成長していく事が分かった半年間でした。

苦手な感情に気が付く

物事には、はじまりとおわりがあって、その間に平坦に続く日常があります。その平坦な日常が私は好きです。

変化は好きです。ワクワクすることもあります。
でも何かが起きたとき、感情が大きく動きます。
焦燥感、焦り、怒り、興奮、喜び。いろんな感情が曲線を大きく曲げるように波打ちます。波打った感情を冷静に見極め収めるのが苦手でした。

イライラって何?

話は脱線しますが「イライラ」てなんですかね。

イライラとは、一般的には物事が思う通りにならなかったり、不快なことがあったりして神経が高ぶり、いらだっている状態を指します。 医学的には、ささいなことで不機嫌になることを「易刺激性(いしげきせい)」、怒りっぽいことを「易怒性(いどせい)」といいます。 イライラの原因としては、まず精神的なストレスがあげられます。イライラの原因としては、まず精神的なストレスがあげられます。この場合、深呼吸や瞑想をして心を落ち着かせ、自分がなぜイライラしているのか客観的に原因を探り、その解決法や妥協点を見出せればしめたものです。また、身体を動かすなどして気晴らしをするのもよいでしょう。
一方、ホルモンバランスの乱れや病気などが関係していることもあります。
性ホルモンの分泌バランスの乱れ・変化との関連では、女性では月経前や妊娠中、更年期に女性ホルモンの影響でイライラしやすくなります(月経前症候群、更年期障害)。男性も加齢に伴い男性ホルモンの分泌が低下して起こる男性更年期障害によってイライラが起こり得ます。

https://www.saiseikai.or.jp/medical/symptom/frustrated/

なるほど。いろんな要因で神経が高ぶり、いらだっている状態が「イライラ」なのですね。

波打った感情を冷静に見極め収めるのが苦手と書きましたが、なかでも「イライラ」という感情が苦手です。自分のも、誰かのも。

誰かがイライラしている空気を察してしまいます。察して場を和ませようとしてしまうとことが私にはあります。誰かのイライラも嫌いですし場を和ませようとしてしまう自分の事も嫌いです。その嫌いを克服するためにたどりついたのが「誰かのイライラはその誰かの持ち物で私の物ではない」ということです。場を和ませる発言や行動をしてしまった自分に後悔をすることはいまでもあります。これはもう少し時間がかかります。

「イライラ」の因数分解

ひとのイライラは持ち主の物とわかっても、変わらず「イライラ」は苦手です。

そこで「私イライラしている」を因数分解してみたんです。原因を追究すれば解決の糸口が見えてくるかも!

すると私のイライラには「不安」が多く存在していました。
さらにその不安がどのようなものなのか書き出してみました。

・責められるのではないか
・怒られるのではないか
・否定されるのではないか
・批判されるのではないか
・評価がさがるのではないか
・嫌われるのではないか

裏切りや嘘、心無い言葉にショックを受ける、くやしい気持ちになることもありますし、天候やホルモン、疲れによる「イライラ」もあります。でもこの「されるのではないか」シリーズの不安一番自分の中でめんどうで扱いが苦手な感情なのです。

批判が怖い

こわいよぉ。こわいよぉ。心無い言葉こわいよぉ。些細な一言こわいよぉ。批判こわいよぉ。悪口陰口怖いヨォ。

海外ドラマ「リゾーリ&アイルズ 」にはまったと書きました。あまり何かにはまることがないのですが、今回はかなりはまって何度も観ています。

シーズン1、エピソード2で検視官のアイルズ先生(モーラ)の印象的なセリフがあります。

フロスト:「何が怖かったんです?」
モーラ:「人間。生きている人間。」「死者は私のことを批判しない。」

はっとしました。
私も!!!!!!!
批判されるのがすごく怖い!!!
上記にも書いた通り、怖い・不安がイライラの原因でその不安に感じる内容は批判なんです。

ここまで分解してみておもったことが…
「批判されると思っているなんて…私、自意識過剰じゃない…!?」はずかしい…

私を楽にする言葉「そうきたか」

批判するほど私に目を向けているひとっていないとおもうんですよね。笑 
超自意識過剰じゃないか。恥ずかしい。

でも何かが起きたときにとっさに「批判される・否定される、不安、イライラ」の一連の思考発動は癖になってしまっているようです。

そこで私がとなえるようになった言葉が「そうきたか」です。

「そうきたか」

「そうきたか」のフリー素材をおかりしました

予想だにできないことが降りかかった
「そうきたか!」
思った方向に物事がすすまなかった
「そうきたか!」

この言葉が誰しもを楽にさせる言葉かはわかりません。
ただ言えるのは何かショッキングな出来事が起きたときに、その衝動で発動していた感情の癖を、吸収するでも跳ね返すでもなく一度置く時間をつくれるんです。

考えの癖を自動発動しないように一度止めるために用いる言葉はなんでもよいとおもいます。例えば「なるほど」「えーっと」など自分がしっくりくる言葉がいいとおもいます。
私の中で「そうきたか」がしっくりきたポイントはこの言葉が肯定でも否定でもないところです。

思考をいったん「そうきたか」と持っていけるようになってきたことで、少しだけ日々が変わってきた気がします。まだまだ理想の人間には程遠いですが。

おわりに

なんだか赤裸々に書いた気持になっています。が、それも自意識過剰で正直この記事が批判されるほどに多くの方に読まれるものではないのは事実です。こう思われたらどうしよう、ああぁ思われたらどうしよう。おもわれてから考えようと思っています。ただ、少し癖のある思考で悩んでいる人の解決のきっかけになれたらうれしいなとはおもっています。

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