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【特別支援教育】読解力をアップさせるには?

みなさん、こんにちは。
発達障害の子育てをオーダーメイドする10分間おうち療育®️クリエイターのあづみです。

[プロフィール]
・高校生の頃に障害者児・者の福祉に興味をもち、それ以降「見えない障害」についての学びを深めている
・教える仕事歴25年以上の小学校教員
・2歳から成人の方まで、教えることができる
・発達障害のオーダーメイドおうち療育「10分間おうち療育®︎」を提供
・東京新聞、日本経済新聞、日経産業新聞に掲載

我が子の読解力について考えるきっかけになるのは、実は国語ではなく算数の学習だということをご存知でしょうか?

「読解力」というと「国語」というイメージですが、実は読解力というものは、私たちの生活のあらゆる場面で使われている能力です。

例えば以下の画像をみてください。

この画像をみて、何が描かれているのかを読み解く力も読解力なのです。

この画像からは、こういうことが読み取れると思います。

くま、りす、黄色い蝶、原っぱ、春、自然、ゆったりとした時間、心地よい、陽の光、青い空    などなど

このイラストに直接描かれていないことも見えてきますよね。

描かれていないことでも見える場合、それはもしかしたら「想像力」かもしれません。

「読解力」と「想像力」の違いは、そのもととなる思考に論理的根拠があるかどうかだと私は思っています。


ですから、国語の学習というものはいつも論理的です。論理的根拠があるからこそ成り立つ学習です。

それは画像でも文章でも同じです。



発達障害のあるお子さんは、論理的に考えることは得意です。
しかし、それを自分の言葉で説明することは苦手です。

さらに、目に見えないことを読み解くことも苦手です。

先ほどのイラストであれば、くまとりすが原っぱに寝そべっていますが、そこから「心地よい」とか「暖かい」とか、そういうことを想像することがとても苦手なのです。

このようなことを踏まえて、今日は発達に心配のあるお子さんの読解力をどうスキルアップしていくのかを考えていきましょう。



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理由やこのnoteのあり方などは、以下の記事にまとめてあります。

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この先をお話しする上で、私から皆さんにご承知いただきたいことがございます。

私がお伝えしている「事例」のほとんどは、ある特定の人物やできごとの事例ではなく、これまでに私が出合ってきた事例を統合したものです。
ですから、フィクションでもありノンフィクションでもあります。
あらかじめ、ご了承ください。


1.文字を追うことができても

多くの保護者の方が誤解していることがあります。
それは何かというと、学校の宿題で出される音読ができるから、読解もできている、ということです。

さらにこのように考えていらっしゃる方もいらっしゃいます。
「本好きだから読解ができている」という考えです。


この2つのことは、お子さんの読解力を「見た目で判断」した結果です。


実は、文字を追うことができても、読むことができても、読み解くことが大変困難なお子さんはいらっしゃいます。

そのようなお子さんは、大人から誤解を受けやすく、大変苦労しています。
なぜなら、自分の「できない」をひたすら隠し通さなければ「できる自分」になることができないからです。

それは、とても苦しいことですよね😢

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