“ガツガツ療育”が子どもの育ちを阻害する
今日は、未就学のお子さんの
保護者の方への記事です。
本来、療育とは、
発達に心配のあるお子さんの
スキルアップを図り、
将来の自律に役立てるものです。
いわゆる田舎では
療育機関の数が少ないので、
「毎日療育に行っている」という
状況は避けられていると思います。
都市部では療育機関が
潤沢にありますので、
「あの療育が良い」と耳にしたら
すぐに情報収集、という
保護者の方もいらっしゃるかも
しれませんよね。
さて。
あなたは療育機関を利用していますか?
いくつの療育機関を利用していますか?
お子さん週に何回療育に通っていますか?
もし、6〜7日間というお答えだったら、
私としては心配に思ってしまいます。
通っていなくても
毎日1.5時間以上を
家庭療育に費やしているのも
心配になってしまいます。
(取り組み方にもよりますが)
「お子さんを一人の人としてみていますか?」
「お子さんを一人の『子ども』としてみていますか?」
そういう言葉を
かけたくなってしまいます😢
お子さんはとても真面目なので、
決まったことは素直にこなしてしまいます。
発達に心配があるから、というのも
あるとは思いますが、
そうでなくても大人は子どもの
心のサインを見過ごしがちです。
ですので、
7日間療育に通っていて
本人としては辛くても
平然とした態度でいる、
ということは当たり前に起きるのです。
今回は、
療育にたくさんの時間をかけている
お子さんのことを考えて
記事にしてみました。
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1.「愛情ネグレクト」になっていない?
「療育に通っていれば大丈夫」
今のあなたの中に
そういう思いがあるとしたら、
私は赤信号を灯したくなります。
ドリルや通信教育教材などに
任せきりだとしても
同じように赤信号を灯します。
こういうことって、
結局はお子さんとあなたでの
コミュニケーションが存在すれば
私は良いと思います。
でも、そうでない場合、
結果的には一人でテレビやゲームなどを
させておくのと同じですよね。
あなたのお子さんが欲するものを
与えることは愛情ではありません。
お子さんにとっては、
欲しいものが手に入っただけ。
あなたの行為は、
サンタクロースと同じなのです。
あなたがお子さんに愛情を
注いだ結果の行動だとしても、
お子さんにはその愛情がほとんど
届いていないのです。
あなたは、
あなたが気づかないうちに
愛情ネグレクトになってしまっている
可能性があります。
それは、
定型発達のお子さんであれば
「プレゼント」ということで
あなたの心を汲んでくれるからです。
でも、発達に心配のあるお子さんは
「相手の気持ちを汲む」ということが
苦手ですもんね。
だから、
あなたがたっぷりの愛情を
注いだとしても、
あなたの愛情が届いていない
可能性がある、ということなのです。
愛情ネグレクトを阻止するには、
発達に心配のあるお子さんも
定型発達のお子さんも、
あなた自身の言葉でほめたり、
褒める心を持ちながら
頭を撫でたりするなど、
お子さんをほめることで
あなたの温かな愛情を
少しずつでも良いので
届けるように心がけることです。
それにはまず、
できる時で良いので、
お子さんとのコミュニケーションの機会を
増やしていましょう。
2.潤いのある学びができている?
幼児向けのドリルやタブレット教材で
私が懸念しているのは、
子どもだけが
取り組んでいる状況があることです。
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