短期間療育で知能指数がグ〜ンと上がるマジック
皆さんご存知かと思いますが、
知能指数は100を基準に考えます。
私もこのことはしっかりと
頭に刻み込まれているのに、
発達検査の結果を見ると
どうも「100」という数値を
忘れてしまうんですよね💧
自分でもすごく不思議ですww
さて。
少し前に、目にしたWeb広告の中に
今日の記事のタイトルで示したことが
書かれていました。
「◯ヶ月間でIQを30アップさせます!」
(◯に入る数字を忘れました💧)
確か、こんなキャッチコピーでした💧
IQとは、知能指数のことですが、
学校教育のおかげで
私たちはすっかり数字に影響されるような
体質になってしまっています。
特に「検査」とか「試験」とか
「テスト」では、
得点を気にしすぎる人も
大勢いらっしゃいますよね。
私は、元教師だからなのか、
そういう「点数」には
ほとんど興味がありません。
ですので、
私に教わるお子さんは
点数を気にしなくなっていきます。
それよりも大事なことを
しっかりと理解できるよう、
育てているからだと思います😊
話を戻しますね。
この点数信奉の成果があるからこそ、
この「IQ30」広告は成り立つわけですが、
もちろん30アップできる秘密があります。
「マジック」だからこそ、
ちゃんと「タネ」があるんですよね。
ですので、
今日はその「タネ明かし」を
皆さんと一緒にしていきたいと考えて、
このように記事にしてみました♪
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1.マジックに騙されないで!
知的な遅れのあるお子さんの
ママさんにとっては、
「IQ30アップ」は
とても魅力的な謳い文句かもしれませんね。
この「30アップ」が、
私はウソだとは思っていません。
本当のことだと受容しています。
どうしてかというと、
私もそれを実施しようとすれば
簡単にできるからです。
お子さんのIQを30アップさせるなんて
お茶の子さいさいです😊
でも、私は
絶対にやりたくない教え方です。
短期間にIQを30以上アップさせる
教え方とは、どのような教え方なのでしょうか。
それは、
発達検査にある課題と酷似した課題を
お子さんに教える、という方法です。
どうでしょうか。
これなら、あなただって
お子さんのIQを30以上
アップさせられちゃいますよね。
そもそも、知能指数を測るのは、
発達検査ですから・・・。
もちろん、
発達検査の内容に酷似しないで、
というか発達検査の内容を
考えることなく療育をして
IQ30アップを叶えたケースも
あるかもしれません。
ただ、私はまだそういう事例を
聞いたことがありません。
私が不勉強なのかもしれませんが。。。
2.IQが30アップしたとしても。
ちょっと考えて欲しいことがあります。
あなたは、
お子さんのIQが30アップしたら
お子さんとご家族が抱える
お悩みは解消されると思いますか?
おそらく即答で「いいえ」が
返ってくると思います💧
そうなんです。
たとえ知能指数が30アップしたとしても
状況は何も変わらないのです。
むしろ、困難になることも
増えてしまうかもしれません。
お子さんにとってみれば、
これまで身につけたことを
ガラッと新しくする必要が
出てくるかもしれませんから。
こんなことを申し上げるのは、
あなたにとってみれば
「釈迦に説法」かもしれませんが、
言葉にして残しておきたいので
これから書きますね♪
私たちは、発達検査の数値を
上げることを目的にした
子育ては必ず避けるべきです。
どうしてかというと、
子どもの成長や発達は
数値では測れないからです。
そして、子どもの成長というものは、
人間が作り出した発達検査の数値では
測り切れないほどの価値がある
命の営みなのです。
発達検査の結果に
がっかりすることはあるでしょう。
その気持ちはとても大切だと
私は思います。
でも、それ以上に尊いのは
今のお子さんと未来のお子さんです。
それを忘れないでください。
3.就学前に気をつけたいこと
ある療育機関では、
就学直前のお子さんの就学活動を
より良いものにしたいと考え、
発達検査の前に
発達検査の予行練習のような
個別指導を実施しているようです。
ちょっと信じ難いことですし、
信じたくないことでもあります💧
もし、あなたが利用している
療育機関がこのような手法を
取っているとしたら、
是非ともお断りなさってください。
就学には有利かもしれませんが、
就学した後に大きな苦労が
待ち構えている可能性が高いからです。
元教員の私からみれば、
就学後に大きな苦労をするのは
お子さんにとって
全く良いこととは言えません。
その理由は、
ここから先に書き記しますが、
気軽にお話しできることではないので
ここから先は有料にしますね。
最後までお読みいただきましてどうもありがとうございます。いただいたサポートは、発達障害の育児である「おうち療育」を広めるために活用させていただきます。