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「街の切れ目」が好きかもしれない
先日、となりのカインズさんで山手線徒歩一周記事が公開されました。(みてね~)
そのなかで3回も登場した、「街の切れ目」という言葉。
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たぶん私の造語です。検索してもどんぴしゃなものは出てきませんでしたので。
線路を越えると、角を曲がると急に、ほんとうに急に街の顔が変わる……。高田馬場が目黒になり、西日暮里が鶯谷に、汐留が浜松町になる。この現象の発生する地点を勝手に、「街の切れ目」と呼びたいと思います。
線路沿いを歩くなかで3回も出会った街の切れ目。全然この企画に関係ないのに、わざわざ言及したくなってしまうほど印象的な場面でした。
じわじわと街が変化するのではなくて、ぴしゃっと、ぎゅいんと、きりっと、いきなり変わるんですよね。10時間も歩いているとこの変化スピードに一瞬ついていけなくて、急に別の場所にワープしてしまったような違和感を覚えます。
あれ、これが私の好きなことなのでは?
これまで「街歩きが好きです」といっても、街歩きというジャンルのなかのどこが好きなのか、何にハマれるのか、分からないでいました。たとえば、街の歴史が好きとか、マンホールが好きとか、ガードレールが好きとか、落し物が好きとか、いますよね。そういうやつです。
いやまだ全然、「街の切れ目マニア」とかそういうことではないんですけども……、何かをテーマに街歩きするんだとしたら、私はたぶん、これが好き。そんなものを山手線一周してみて、原稿で言語化してみて、ふと気づけたような気がしています。たぶんね……。
どうなんだろう。「私は○○好きです」と看板を立てることは、趣味仲間を集めたり、仕事をもらったりするうえで便利だと思いますが、じゃあ「街の切れ目をテーマになにか頑張りますか?成しますか?」と言われたら、そうじゃないかもしれない。まだわからない。
「好き」を看板にしてしまった瞬間に、義務になっちゃうのかもしれない。無理にそれで街歩きすんのも、なんか違うと思うしなあ。んん~。マニアさんはどこから趣味で、どこから義務で、いろんな活動をしてるんだろうか。自分の首絞めることになったり、楽しくなくなっちゃったりはないんだろうか。
だからまだ、「街の切れ目好き」とか名乗りません。「街の切れ目マニア」とか呼ばないでください。プライベートで、個人的にお散歩したときに、街の切れ目を見つけたら、ツイッターにでも投稿しよっかなと思います。気軽にね……。
余談。
運賃表は常磐線沿いでたくさん調べすぎたせいで、だんだんマニア的になってきている……。常磐線調査は冬の陣を年末年始にやる予定なので、またツイッターにて。
錦糸町駅の英語の運賃表!レア!これはMAX1690円じゃなくて1340円なんだ!成田空港までの運賃に合わせてんのかな pic.twitter.com/1uUq3G64C5
— ぼっちのazumiさん | ライター (@azumi_bocchi) November 24, 2024
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