青春18きっぷひとり旅・九州編④或る列車&由布院&大分
昨日の前乗りを経て、今日から春の18きっぷ旅です。そうは言っても18きっぷで移動したのはたった2時間くらいなんですけどね。
前回とは全然別のエリアですが、一応「九州旅の続き」ということで、連番にしておきます。
前回はこちら。
福岡から佐賀、長崎に行った前回でしたが、今回は逆回り。福岡から大分、宮崎へ南下してみます。
では1日目、行ってみましょう。
豪華観光列車「或る列車」に乗る
最初から全然18きっぷではなくすみません。
でも、前回のしまてつカフェトレインで、食事付き観光列車の虜になってしまったし、JR九州にはたくさんの観光列車があることを知っていたので、どうしてもこのルートで乗っておきたかったのです。
ちなみに、まんまとTV番組のヒルナンデスで或る電車の特集をやっていて感化され、その日に予約していました笑。ああいうのって申込効果あるんだな……。
それにしても人生2回目の観光列車なのに、最高レベルにハイクラスなものに乗ってしまいました。なんと4.4万円なり(土日なのでより高い)。昨日の比にならないくらいセレブです。
国鉄ができる前、私鉄としての「九州鉄道」がアメリカに発注した豪華列車の復刻版です。いち株式会社が明治時代、海外に制作発注なんて、どんだけ羽振り良かったんだ……。
キラキラなのは外観だけではありません。内観も圧倒的なんです。
ほーんと「豪華絢爛」という言葉が似合う。ずっしりとした高級感のなか、気分は明治の貴婦人です。
もちろんコース料理も九州の魅力がたっぷり!
スイーツが2回ある!すてき!!笑
スイーツ好きとしては、パスタなどの主食があるよりも、スイーツ×2みたいな構成の方が好きなのかもです。11時くらいから〜14時くらいまで、ゆっくり料理を提供する観光列車ならではのコース構成といえるかもしれませんね。
全部おいしかったのですが、一番おいしかったのが「菜の花」です笑。前菜と肉料理で登場してます。
「菜の花なんてどこでも食べれるじゃん!」と思うかもしれませんが、最近決まった野菜ばっかりスーパーで買っていたので……、「やっと春がきた!」みたいな気持ちになりました。菜の花好きなんだよなぁ。
今回堪能したのは2023年3月の春メニュー。菜の花しかり、桜の花びらしかり、随所で春の訪れを感じるコースでした。他の時期も食べてみたいな。
料理について以下にて詳しく書きました。あわせてどうぞ。
つかの間の由布院
或る列車は由布院まで。ちょっとだけ駅を降りて由布院を見てみます。
この辺からメインストリート。しっかり混んでましたね。驚きなのは聞こえてくる言葉が日本語よりもはや外国語の方が多いこと。インバウンド需要ってマジで復活してるんだなー。
なんか…全部新しかったです!最近再開発でもされたんでしょうか?
もちろん古民家風の建物や和風のお土産という意味では、「古い」「伝統的」なのかもしれないんですけど、立ち並ぶお店というお店がぜんぶ、おしゃれで清潔感があって新しいんです。
温泉街って温泉しかないこともしばしばありますが、ここは全くそんなことがない。外国語がたくさん聞こえてくるのも納得です。
私はというと、
大分で見つけた「ファミレス」
大分駅に到着。もう夕方ですし、駅前くらいしか回れません。
どうしようかなとぶらぶらして、
なんとなーく入った百貨店、「トキハ」にて、「ファミリーレストラン」というレストランを発見。
略してファミレスじゃん!!!
もともと「地方の百貨店」も「百貨店の高層階にある正統派レストラン」も好きなのですが、ファミレスの衝撃が強すぎて思わず入店。
ラストオーダーも迫るので、早々に注文。やっぱこういうところの実力を見るにはシンプルなメニューでしょうと、オムライスにしてみます。
大分の「ファミレス」、期待を裏切らない正統派洋食店のうまさです。あ、洋食店と言いましたがトンカツとかもありました。きっとそれもうまいはず。
大分の人はこのお店のこともファミレスっていうんですかね?気になる。普通のいわゆるファミレスとの相違が大きすぎる。
こちらでもファミレスについて詳しく書きました。
そんなところで本日はここまで。
昨日は雨だった九州でしたが、すっきり空も開けて明日からは晴れやかな旅ができそうな予感。
昨日ホテル予約やらなんやらで夜更かししたので、早く寝たいんです。おやすみなさい。
18きっぷ九州旅 つづく