【毎日エッセイ135】ガラスの森美術館

箱根ガラスの森美術館は、美術館内に様々なテーマに基づいたヴェネチアン・グラスの展示がされている。

前に行った時は仮面舞踏会がテーマで、衣装やヴェネツィアの仮面の貸し出しがされていた。今年はピカソや、近代芸術家がテーマで、前衛芸術的なガラス細工が様々、飾られていた。

建物の外にもガラスの森を象徴する庭があって、ガラスで作られたカーテンや稲が飾られている。

箱根の山々と白い噴煙を上げる大涌谷に囲まれて、自然の景色と人口のガラスの美しさを味わえる。

ガラスの庭に飾られたカーテンは、陽の光を照り返してキラキラと光る。

風が揺れるたびにガラスのカーテンが光を反射して輝く。人工のガラスに自然の光を加えることで初めて完成する景色。自然と人工の両方を合わせた美しさを、ガラスの森美術館では楽しむことができる。