内心の閃くままに

だんまりてゐて判るよにしてみせむいや省みてわれを慎め

省みて吾とわが身をさばきなばただ恥づかしくなりまさるらむ

それぞれに真似のできない長所ありいかなる人も侮るなゆめ

他人のこといふ暇あれば吾とわれを胸に手をあて考へてみよ

内心の閃くままを出せばよいに中途で細工をしをるなりけり

小局に住してつねに大局をはなれぬやうにするが肝心

出口日出麿著、『信仰覚書』第三巻、内界の閃くままに

これまでのお示し




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