マガジンのカバー画像

【人生ノートMagazine】一心が神に通じぬ筈は奈い

47
人生ノートの中から信仰とはなんなのか、神さまの世界について触れている部分をまとめてみました。
運営しているクリエイター

2022年3月の記事一覧

【人生ノート288】みんながお互いに、いやだいやだと思いながら暮らしているのだもの、この世の中が幸福になろうはずがない。

なぜ平和が来ないのか いろんな深遠な道理もすでに説きつくされており、いかに生くべきかという問題も論じつくされており、自分はどうしたら第一いいかということも、たいていの人なら知りつくしているのである。 しかも、それと矛盾した生活を送っているのはなぜだろうか。 人々に、真の神をみとめる信仰がなく、真へすすむ勇気がないからである。 あまりに、現界的執着と肉体的我執にみたされているからである。 瞬間に堕して、永遠に目ざめぬからである。 一小局部のみにかかわって、大局を達観

【人生ノート277】なお殺し なお奪わんとするか ああ一尺を譲れよ人のために一椀を減ぜよ人のために

めなしかたまノアの方舟 過ぎされば夢のごとけれど 当時は真剣の悩みなりき 昔のわれのごとくに今ある人々を 顧みぬ心をわれは持たず 願わくはわが泣きしごとく 来ん世の人は泣くなかれ ○ 何千年何万年 おそれあい殺しあい うばいあい恨みあい 血の河はりの山 越え越えて今に悟らず 人のこころ なお殺しなお奪わんとするか ああ一尺を譲れよ人のために 一椀を減ぜよ人のために 行く路にゆとりあらんを 取るパンにあまりあらんを いま見、前に聞くこの苦し

【人生ノート 266ページ】祈れば光が射してくる 

つらくとも辛抱 祈れば光が射してくる 今まで見えなかった道が見え出してくる その道をお進みなさい 進むのはあなたの足で また行き詰ったらまたお祈りなさい 祈れば光が射してくる 苦しいのはつみがあるのだ 痛いのはけがれがあるからだ 苦しくても暫くだ 痛くてもちょっとだ 永遠の栄えに入るんだから辛くても暫くだ 洗濯される間はちょっといやだ しみが除れたら軽く清くなる あとはらく嬉しく有難くなる しみをすてておいたら何時までも不潔でみじめだ 辛抱せね