【人生ノート 207ページ】自己の諒解し得ることは、みな自己にそれだけの潜在能力ある故なり。
人の内分とは、その意志(愛よりす)想念(智よりす)に属する一切をいい、外分とは表情、言語、動作に属する一切をいう。その内分の積み重なりて形成されたるを内人といい、その外分の積みかさなりて形成されたるを外人という。霊眼で見るは内人にして、肉眼で見るは外人なり。
思うは内界にして、在るは外界なり。
思うが故に在り、在るが故に思うなり。
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現界は苗床にして、霊魂は種子なり。
いかに良質の種子なりとも、これを悪しき苗床に蒔きなば、その発育の劣悪となるや必せり。また、如何に