おてての絵本
今年二歳になった息子は眠るまでに二時間近くかかる。8時くらいから部屋の明かりを落とし、薄暗い中で全く眠る様子のない息子がベッドから落ちないようにサポートするのが私の日課だった。
真っ暗にするだけでは眠らないため、あるときはプロジェクターで動画を流したり、眠くなると噂の音楽をかけてみたり、鈴虫の音を聞かせたり…。とにかくなんでもやってみた、あったかいミルクを飲ませたり。絵本の読み聞かせなんて、ベッドの上が絵本で埋まるくらい読んだ。とにかく寝ないが、長い事格闘する事で少しずつ傾向が掴めてきた。
■我が息子がすんなり眠るためのポイント
①やっぱり暗い方がいい、動画を見せると覚醒してしまう。
②BGMだと音には絵がついている(YouTubeなど)と思っている息子は「絵を見せてぇ?」と聞く「音だけなの、絵はないのよ」と返すと怒る→覚醒のコンボが決まる。
③絵本など私が読むものは集中して聞く(しかし真っ暗なため読めない、iPhoneの光だと覚醒モードへ)
以上のポイントを踏まえた結果、おてての絵本が爆誕したのである。
■以下おてての絵本概要
①「おてての絵本開いて」と声かけし、息子に何の絵本がいいかチョイスしてもらう。
(例)我が家ではママの絵本、パパの絵本、息子の絵本などがよくリクエストされている。だいぶん自分大好きな息子に育てたからか息子ちゃんの絵本読んでというリクエストが多い。
②おてての絵本なので両手を本のように閉じた状態から開いてはじまりはじまり。
③息子のお題に沿った絵本を即興で作って朗読
これを眠るまで繰り返します。
するとなんと、5回くらい繰り返したあたりで息子の反応がなくなり、夢の中へ吸い込まれていきました。真っ暗な中で聞くお話は、普段の絵本よりなんだかちょっぴり怖くてワクワクする楽しい時間になっていたらいいなと思いました。