【詩作品】恋が咲く
泣き出しそうな曇りの朝は傘を持たずに出かける
君の傘に共に入るために
息が交わるほどに近く君を感じる
手も触れられないほどに遠く君を感じる
雨降りの帰り道に漂うカレーの香り
「一緒に食べたいね」
世界が止まった
君の笑顔で再び回り始めた地球
あたたかい春風が重ねたふたつの手
**********
あとがき
春はあたたかく、優しい季節です。
昨日、Twitterでの企画に参加しました。
こちらの企画の公開が昨日だったのです。
私の作品はこちら。
Springということで、カタカナ多めでポップな感じに仕上げました。
サクラ咲く歩道を君と歩いたら二人の頬も春色になる
春ですね。
クセのあるシフォンショートの上に乗る桜花を見つめ謳歌する春
シフォンショート、名前の響きが好きなんです。
ランランとスキップするとサクラ舞い君は僕だけのプリンシパル
プリンシパル:トップバレエダンサーの意味で使っています。
総勢180名による #短歌桜 でタイムラインが満開に。
紙で印刷できるようにしていただけたようです。
とても楽しい企画でした。
ありがとうございます!
いいなと思ったら応援しよう!
伝え合いましょう。気持ち。