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「断捨離」もいいけど、捨てずに使ってみよう。

ゆるゆると要らない物を処分している。
しまい込んでいた甘酒作り器、箱も説明書も綺麗にあったのでブックオフへ。
ホームベーカリーも、全然使っていない。持ち込むにはちょっと重いし、箱も無いし、説明書は書き込み有りで汚れているしで、買い取ってもらえなさそうだし、かといって、捨てるのは躊躇われる。
なので、もう一度使う事にした。

ホームベーカリーでパンを作るのが自分の中でブームだった時もあった。お餅もつけるやつを買い、餅もついた。3回位。そして、放置されて、仕舞い込まれて忘れられた。
可哀想なホームベーカリー。
ごめんね。
そして、今、捨てられるかもしれない瀬戸際に。

思いつきで買って、ちょっと使って、放置して、捨てようとしている私。
とんでもない極悪人ではないか!

もう一回使ってみる?
長い間放置していたので、もしかしたら何らかの不具合があるかもしれないから、そうしたら悪いけど捨てよう。

という訳で、恐る恐る使ってみた。
説明書通りに焼いてみた。何の問題もなく焼けた。
食べた。
美味しいか美味しくないか正直な所、微妙。
普段は、スーパーでフジパン本仕込みかパスコ超熟を購入しているが、そっちの方が美味しい気もする。最近異物混入で世間を騒がせたとはいえ、さすが企業努力の賜物だ。材料費をザックリ計算すると、パン一斤の値段は同じ位かも。

出来上がりのタイミングを考え、冷ましてスライスしたりなどかなり時間がかかる。
釜からパンを取り出そうとすると、くっついてなかなか取れない。無理矢理剥がした後、更に底の羽を取ると無惨な形になってしまった。
どうしたら釜からパンを上手に取り出せるのか。同じ悩みの人が多いらしく、ググるといろんなアイディアがあった。一番良かったのは、必死にすぐに取り出そうとしないで、釜ごとひっくり返して放置しておき、手で触れるぐらいの熱さになる頃にはパリパリにくっついていた周囲が蒸気で蒸されてしっとりするので、すんなり出せる様なるという方法だった。

食パンのレシピもググってみると色々な配合が見つかる。
目についたレシピで作ってみたら、美味しかった。
なので、今はそのレシピで2、3回連続で作ってみている。すると、強力粉が無くなったので、スーパーで購入。
前回は普通のカメリアだったので、今回は国産小麦はるゆたかを購入してみた。すると、食感が変わった。小麦粉の種類で、意外と違う。
なんだか、面白くなってきて、今のところ食パンは買わずに手作りの日が続いている。飽きたら辞めるかもしれないけど、捨てないで使おう。壊れるまで使おう。
壊れた時に買わなければ、そこでホームベーカリーの断捨離完了という事で。

時間かかるわぁ。

※数ヶ月前に書いた記事で忘れてた。
「放っておく力」が発動したみたい。
今、父の介護が急展開でそれどころでは無いんだけど、また余裕が出たらパン焼こう。