雨が思い出させてくれること

「雨」と聞くと、みんなどんな雨を想像するだろう?

滝のような土砂降りの雨?

パラパラとした静かな雨?

それとも晴れた中降る天気雨?

私は雨と聞くと真っ先に「恵みの雨」を連想します。

生物が地上で生きていく上で必要不可欠な存在。

もし雨が降らなければ、地上に住む生物は悉く滅んでいたはず。

だから雨は大地に降り注ぐ恵みの水だと思っています。

もちろん、雨にも表の顔と裏の顔があって。

大地に潤いを与える一方、災害を齎らすこともある。

土砂崩れ、河川の氾濫、その他豪雨による災害は山のよう。

そのせいで、毎年何人もの命が奪われている。

かと言って、雨が降らなければ作物が育たない。

雨が降り過ぎれば災害に怯え、雨が降らなさ過ぎれば雨乞いをする。

どんなに科学が進歩しても、どんなに素晴らしい人工知能を開発しても、どんなに地球上のあらゆる謎を解明しても、自然をコントロールすることなんて誰にもできない。

どこまでいっても、結局は人間も自然の一部であることを痛感させられる。

それ以上にも、それ以下にもなり得ない。

だから「何故雨は降るの?」と聞かれたら私はこう答える。

「どこまでいっても人間は自然の一部だと思い出させるためだよ。」と。


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こちらの企画に参加させていただきました。

こちらの企画にも参加しています。77日目。


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あずき
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