今までで1番胸きゅんした告白の話
こんにちは。
最近読んでいたオルタネートという本に出てきた告白シーンが、本当に胸きゅんしたので
その告白方法について書いていきたいと思います。
ウィークエンドシトロン
まず、登場人物は調理部に所属する両思いの男女です。
男の子が、女の子を家に招いて料理を振る舞うことになりました。
女の子は、おうちにお邪魔する時に、手土産を持っていきます。
「これ、どうぞ」
と渡したお菓子。
「もしかしてウィークエンドシトロン?」
と男の子が聞きます。
それを見ていた男の子の妹が、
「ウィークエンドシトロンってなに?」
と聞きます。
私も、これを読んだ時、ウィークエンドシトロンというケーキを初めて知りました。
どうやらレモンケーキのようです。
両思いだけどまだ付き合っていない2人と、男の子の妹、3人でウィークエンドシトロンをたべます。
ケーキの意味
帰り道、男の子が女の子を送っていきます。
その時、男の子が、
「実は好きなんだよね」
と告白します。
そして、
「君も同じ気持ちのはず」
と言います。
私は、自信満々かよ!よくそんなこと言えるな!と思いました笑
しかし、その自信は根拠に基づくものだったのです。
男の子は
「ウィークエンドシトロン」
と一言いいます。
女の子は照れます。
そこで、ケーキの意味が明かされます。
ウィークエンドシトロンは、実は、週末に大切な人と食べるケーキと呼ばれているのだそうです。
そして、
「付き合ってください」
「はい」
と2人は付き合うことになります。
特別感
私は、この話を読んで、2人だけがわかっている世界というのが素敵だなと思いました。
女の子がウィークエンドシトロンを渡した時、男の子はすぐにその意味を理解した上で、一緒に食べているのが胸きゅんしませんか???
そして、男の子の妹は、そのケーキの意味を知りません。
彼女にとっては、ウィークエンドシトロンはただのケーキなのです。
一方で、意味を知っている2人にとっては特別なケーキですよね。
ウィークエンドシトロンを知らない妹や、読者にとっては、ただ一緒に食べているケーキが、2人にとっては特別なケーキなんです。
2人だけの秘密の合言葉みたいで素敵じゃないですか?
ケーキの告白もあり
今まで、私は告白と言えば、手紙や花束のイメージでした。
しかし、ケーキでも愛を伝えられるということ、そして花言葉のある花のように、意味のあるケーキがあることに感動しました。
みなさん、このエピソードを聞いてみてどうですか?
きっとウィークエンドシトロンを大切な人と食べたくなったのではないかなあと思います。
結婚記念日でも、母の日や父の日でも、なにか大切な人に贈り物をするとき、ウィークエンドシトロンも検討してみてはいかがでしょう?
最後までお読み頂きありがとうございました!
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