貯蓄を増やすには目標を具体的に決めることが大切
家計改善を進めていくうちに赤字家計は改善されていきましたが、貯蓄を増やすのは中々進みませんでした。子供が大きくなると洋服代や習い事の月謝など、出費が増えていくので赤字にならないように気を付けるのがやっとでした。
外食を減らしたり、衝動買いを気を付けることができる月もあれば、反動で使いすぎてしまう月もありうまく行きません。
子供と今しかできない体験を大切にしたい
普段は節約に努めますが、年一回だけ夏休みに旅行に行っていました。それは、お金に余裕ができるのを待っていたら子供が成長してもう一緒に旅行に行けなくなるという思いからでした。
とはいえ、家族旅行はお金が掛かります。ものすごく安い宿で外食も安いところという普段の節約志向そのままだと、せっかくの思い出作りがうまく行きません。
家族で旅行できるだけの資金を貯めよう
そこで、夫に相談して年一回の旅行くらいは人並みに楽しもうということにしました。そのためには資金が必要。昨年の旅行を参考に一回の家族旅行でどのくらいの費用が掛かるかを計算しました。
そして、一年かけて旅行費用を貯めることにしたのです。一年かけて目標金額に行くためには、毎月いくら貯まればいいかを計算してみるとそんなに無理な金額ではないことが判明。このくらいならがんばれるかもと、毎月コツコツ旅行代を貯めるようになりました。そして、一年後無事に夏休み旅行ができました。
貯蓄額は具体的であればあるほどいい
この成功体験は、とっても貴重なものとなりました。意志が弱くすぐに無駄遣いをしてしまう私ですが、毎月この金額だけは貯めようと思うと「一回分外食を我慢しようかな」「今月は使いすぎているから家族の洋服を買うのは来月にしておこう」など考えるようになれたのです。
貯蓄額の目標を立てるコツ
目標を立てるのは大事ですが、我が家の場合「老後資金を貯めよう」のような遠くてぼんやりした目標ではうまく行きませんでした。
目標を立てるコツとしては
・なるべく近い将来に必要な出費を目標とする
・いつまでにいくら必要かを具体的に計算する
・そのためには毎月どのくらい貯蓄するかを決める
というのがおすすめです。
近い将来の出費というのは例えば
・車の購入費用
ディーラーを見に行って具体的な金額を調べる
・大型家電や家具の買い替え
エアコンが古くなったので、来年の春にリビングのエアコンを買う!
・子供の進学時に必要な費用
制服代や入学金など初めに必要な費用を見積もる
こんな風にできるだけ具体的に決めると目標にしやすいです。
おまけ
とはいえ、老後の資金といった将来のお金だって大切です。でもそれは、貯蓄ができるようになって、資金に余裕ができてからの話。年間100万円貯めることができた我が家は、老後の資金運用のフェーズに入っています。
資金運用の話は、また今度別の記事にする予定です。