人間観察は心理学ではなく、”生物学”である
どうも。人間観察が好きな てぃーです。
自分の興味を深めて専門性に変えている人って素晴らしいですよね。
私もよく他の方のnoteを拝見させていただくのですが、ウィットとユーモアに富んだ内容が多くあり、「自分の好きな分野でチャレンジしている人は強いなぁ」と思います。
私も人間観察手法を専門性とする為に、日々楽しみながら努力していきます。
■人間観察は心理学ではなく”生物学”
私は俗に言われる”心理学”によって「相手が何を考え・感じているのか」を観るのではなく、
人間という生き物に引き起こされる”生物学的な反応”を知ることで、「相手が何を考え・感じているのか」を観ています。
例をあげると、
「人間はストレスを感じると、体温が上がる」という事実があります。
そして上がった体温は「空気を入れることで血管の表面を冷やす」必要があるのです。
そのことから、人間がストレスや不安を感じると、下記の仕草を行うということがわかるのです。
・前髪をとかす=頭に空気を通す
・女性が後ろの髪を素早く持ち上げる=首に空気を通す
・帽子を持ち上げる(すぐに被り直す)=頭に空気を通す
・襟を引っ張る=身体に空気を通す
・座りながら靴下を引っ張る=足に空気を通す
このように生物学的な反応を知っておくことで、
人間の仕草が「どのような意味を持つのか」を理解することができます。
コンサルでもよく言われることですが、情報による「ファクト(事実=生物学的な反応)」を知っておくことで、
それから示唆(「相手が何を感じているのか」の推理)を導き出すことができるのです。
こういった知識は大変役に立つので、覚えておくと良いのではないかと。
それでは、そろそろ本日の観察内容の共有になります。
是非見ていっていただけると嬉しいです。
■勉強中の女性(16:00)晴れ
▼観察結果(この人どんな人?)
・育ちが良いことが原因で、一見几帳面に見えるが大雑把な性格をしている。感情が表に出やすい。
・難しい問題と対峙している。
・飲食店のバイトをしており、コロナが原因で最近はあまりバイトに入れていない。
▼観察内容
・女性は内股。机の上の配置が綺麗。カップの水滴を頻繁に拭く等の姿が見られる。
・ノートの端が折られており、少し古め。= 姿勢や机の上の状態やカップを拭く等の仕草から几帳面にも取られるが、ノートの状態から判断して大雑把だと考えられる。外での態度が良いのは育ちが良いからだろう。
・勉強中に常に髪や肩を触っており、脚にも力が入っている。時折、脚で机を押す仕草も見られる。= ストレスがかかっている。問題が難しいのだろう。仕草がはっきりしており、感情が表に出やすいタイプである。
・下記より、「バイト先が飲食店で、最近あまり入れていない」ということが推理される。
ー足にネイルがある為、オシャレへの関心が高い。
ー脚の甲の絆創膏は、最近買った靴がまだ固い為ついた傷だと思われる。そのような靴を買うことからもオシャレへの意識の高さが見られる。
ーオシャレへの意識が高いにも関わらず、手のネイルがない為、飲食のバイトだと予想。
ー長時間の滞在にも関わらず、コーヒーのSサイズであった為、お金を節約していることがわかる
→ミルクとシロップ×2を入れていることから、本当は甘いものが飲みたかったが、節約の為コーヒーを注文?
▼知識
・内股=女性的な環境で育っている(育ちが良い、男性兄弟がいない等)
・髪や肩に触れる=ストレスや不安を感じている
・脚に力が入る=強いストレスを感じている
いつも見ていただいてありがとうございます。
次回もぜひ見ていただけたら嬉しいです。ではでは