机の状態と人間の本性の関係性について
どうも。人間観察が好きな てぃーです。
イライラして食欲が湧かない時ってないですか?
あれは、生き物に備わっている本能がそうさせているのです。
人間は動物と同じなので、自分の身に脅威が迫ると、身体は「固まる→逃げる→戦う」の順番で反応します。
その為、イライラ="対象に対する脅威"を感じると、本能は「戦うモード」に入るのです。戦う為には手と足に血を運ぶ必要がある為、胃に血が行かなくなり、その結果食欲が湧かなくなるのです。
”人間”がどのような時に、どう反応するのか。
生物学の知識を知っておくことで、あなたは視界に映る人間の心理を読むことができます。
■机の上の状態と人間の本性の関係性
会社やカフェで仕事をされている方は、周りの方の机の状態を見る機会があるかと思います。
今回は机の状態から相手の本性を読み取る方法と、相手との心理的な距離を測るテクニックをご紹介していきたいと思います。
相変わらず性格が悪い内容になりますが、是非参考にしてみてください。
そもそも机の上を観察することで何がわかるのか。
実は机の上の状態にはその人の性格が強く反映されています。
使用中のモノで机が散らかっている人、しっかり整理整頓している人、私物を大量に置いている人、まだ使用していないにも関わらず予め机の上にモノを出しておく人。
机の上の状態は様々です。
それでは、それぞれの心理を見ていきましょう。
まず、机の上がモノで散らかっている人は、基本的に大雑把な性格であると言えます。ただ、この性格には2つのタイプがあるのです。
1つ目のタイプは、作業を開始する前から机がモノで溢れている人です。
具体的に言うと、作業を開始する前に全てのモノを机の上に出して、完全に準備を終わらせた状態で作業に取り掛かるタイプです。(完全に私もそのタイプですね)
このタイプは、万全な状態で作業に取り掛かりたいと考える”完璧主義”の方に多く見られます。
2つ目のタイプは、一度使ったモノを片付けずに机の上に置いておく人です。
このタイプの方は”心配性な性格”をしています。これは、モノを使い終わった際に「まだ後で使うかもしれない」といった心理が働く為、片付けずにそのまま机に置いているのです。
また、オフィスであれば仕事とは関係がない私物を会社の机に置きたがる人もいるかと思います。
このような人たちは、自分の空間を私物で囲うことで「自分の縄張りを広く保ちたい」「自分という存在を知ってほしい」という心理が働いています。
その為、自己顕示欲が強い性格であると言えるでしょう。
他にも、どこにモノを置くかによっても相手の心理を読むことができます。
あなたが2人以上でカフェに来ているのであれば、相手のドリンクの位置を観察することで相手と自分の心理的な距離を測ることが可能です。
まず覚えておいてほしいのが、カフェにおいてドリンクのカップとはバリケードの役割をはたします。(壁やガードのようなものです)
もし相手がドリンクを自分との視線の間に置いたのであれば、それは物理的にも心理的にもバリケ―ドの役割を果たしています。つまりは心理的距離がある、と言えるでしょう。
反対にドリンクを横に寄せているのであれば、相手は自分に対して心を開いていることがわかります。
その為、相手との心理的距離を測りたい場合は、ドリンクを相手に渡す際に意図的に相手と自分の間にドリンクを置くことで、相手がそのドリンクをただ引き寄せるだけなのか、それとも引き寄せた上で横にズラすのか、を見ることができます。
私は、学生時代に学生団体の採用担当や、200人もの学生のメンターを行っていたのですが、その際に上記のテクニックを行って、毎回相手との現状の心理的距離を測っていました。
これと似たテクニックとして、ドリンク同士の距離からも、2人の関係性を見ることができます。
お互いのドリンクが左右のどちらかに寄せてあり、ドリンク同士の距離が近ければ近いほど、お互いの心理的距離も近いことがわかります。
このようにドリンクカップを観察することは、相手との心理的距離を測るのに最適な手段です。
次にカフェに行く機会があれば是非活用してみてください。
話を戻して、最後に机の上が整理整頓されている方はどのような性格をしているのでしょう?
これはイメージしていただけるとわかると思うのですが、几帳面な人に多いです。以上。
・・これで終わってしまうとつまらないので、もう一つ補足。
机の上が整理されている方の中に、
全てのモノを所定の位置に置いており、筆記用具から黒ボールペンのみ出している方がいらっしゃるかと思います。
このような方は”完璧主義”である可能性が極めて高いです。
鞄の中を見てみてください。きっとマイ水筒が見つかることでしょう。(完璧主義は①整頓された机、②黒ボールペンのみ出す、③マイ水筒持ちである可能性が高いです)
本日は少しボリューミーでしたね。本日の知識をさらっとまとめておきます。
机の上からわかる相手の本性
●作業前からモノを置く人・・・完璧主義
●作業後にモノを片付けない人・・・心配性
●私物を仕事場に置く人・・・縄張り意識が強く自己顕示欲が強い
●整理整頓している人・・・几帳面
●モノの配置が決まっており、黒ボールペンのみ使用、マイ水筒を持ってきている人・・・完璧主義
●ドリンクを2人の視線の間に置く人・・・心理的距離がある
●ドリンクを端に寄せて、ドリンク同士の距離が近い人・・・心理的距離が近い
下記に、本日の観察内容を載せておきます。
私のようなサイコパスが人を観察する際に何をどう見ているのか、参考にしてみてください。
また、noteの一番下に人間観察知識をまとめているので、そちらも覚えておくと相手の心理状況を理解するのに役に立つのでおすすめです。
■スマホでゲームをしている30代くらいの女性(11:00~)晴れ
シーン:店内でゲームしている
▼観察結果(どんな人?)
・ゲームが上手くいっていない。
・不安や落胆したときに必ず行う”癖”がある
・買い物の道中でカフェに寄っており、このカフェで長居する気はない。
▼観察内容
・ゲーム失敗時に「深い呼吸による肩の上げ下げ→組んだ脚に力が入る→足首を1周まわす」、といった仕草が観られる。= どの仕草も不快な出来事に対する人間の反応である。同様の仕草が複数回観られた為、癖になっているのだろう。感情が表に出やすいタイプだ。
・下記の観察結果により、現在は買い物に行く道中でカフェに寄っていることがわかる。
⇒カフェの一番奥の席にいる為、自分の世界に入りたいと考えている
⇒肩にかけている鞄を下すことなく、膝の上に置いている為、長居する気はない
⇒左手の人差し指には指輪が付いており、マスクを付け直すときに鏡を見ていることから身なりへの気づかいが観られる
⇒しかし、持ち運びが楽な実用的な鞄&古めのスニーカーを履いていることから本日はデートではない(おしゃれ感度が高いに関わらず、鞄や靴が実用的である為、デートではない)
⇒飲み物にミルクを入れているが、入り口で捨てている為、このカフェの構造を知っている可能性あり=近所に住んでいる可能性あり
▼知識まとめ
・呼吸により肩が動く= 大きな呼吸は自分を落ち着かせようとしている
・脚に力が入る= ストレスや不安
・足が出口を向く=「出たい、帰りたい」という合図
大切なのは”見る”のではなく、”観察する”ことです。
あなたの貴重な時間をくださり、ありがとうございました。
次回もぜひ見ていただけると嬉しいです。ではでは