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薔薇の挿し木が成功した !

ずっと失敗していた。
この挿し木苗も、5本ほどに切り分けた枝を鹿沼土に植え込み芽出しを試みたものだが______ 素人、俄仕込みのロザリアンを嘲笑うかのように、植えつけた枝は、ひとつ…… またひとつと黒く枯れ込んでいった。
「今回も失敗か…… 」
そう思っていたところ、最期のひと枝になったところで枯れが止まった。
「根が出始めているかもしれない」そう思った。
植え込みから1か月が経過したころ、頭頂部から新芽が伸びはじめる。
「オオッ ! 芽吹きか。きた ! !」
ずっと失敗していたから、感動も大きい。失敗し、つぎにやるたびにやり方を変えてみた。最後に残った一本だった。

 ここからは早かった。新芽は一気に成長をみせ、7枚葉を伸ばしはじめる。11月の末前に培養土への植え替えを実行した。


 鹿沼土からの取り出し時、根が傷つかぬようにすることが肝要だった。
けして、苗を引っ張ったり、引っこ抜いてはいけない。
芽出しのポット(植木鉢)を、植わり際とは逆の向きに斜めに倒し、そっと鹿沼土をこぼし出す。
ザラリ、ザラリと。
 苗が傾きはじめる。
急にこぼれることがないよう、苗を人差し指と中指の間にはさみ、さらにポットを傾ける。
ザラザラと鹿沼土がこぼれ落ちる。根だ。立派な根が数本伸びているのが確認できた。
 薔薇は太い根の数だけ枝を出すという。


 こうしてわたしの挿し木は成功した。
来春、どんな花を咲かせてくれるだろう。大輪はいらない。
小さくても良いから発色の良い美しい花がみたい。

 
薔薇をやりはじめて判ったことがある。
様々なブランド、育苗家の薔薇苗が売りに出されているのだが、鉢ましする際に失敗するケースが少なくない。わたしもこれで3鉢ほどダメにした。
どうやら「土が変わる」という環境変化がストレスを与えているようだ。
特に強くはないタイプの薔薇の場合、植え替えは時期と土を慎重に選ぶ必要があるのだろう。
 人間でさえ、水が合わないという言葉であらわされる場面を見かける。
植物にとっての土は、それと同じことなのだろう。

これからの時期、薔薇は休眠期に入る。
植え替え時期の到来だ。
冬場の水やりも初体験となる。
勉強しながら育てたい。

さて、ボチボチ、冬越し剪定に挑戦しよう。
手持ち6鉢。すべてが春を迎え、新たな枝葉を伸ばせるように。



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