ワイン批評家から抜け出そう | Diploma合格に必要なマインド

WSET Level4 Diplomaの認定試験は、小論文提出を含む6科目の試験をすべて英語でパスしないといけないというハードルの高いもの。

ハードな受験勉強に取り組む中で、グローバルな視点が培われていきます。

Diplomaでは世界中の産地やワインを深く学びます。ディプロマを受験する前の私はフランス偏重でした。

知識が偏っていてたとえばギリシャや南アフリカやアルゼンチンのなどの産地については、ほぼ何も知らないし語れないような恥ずかしい状態でした。

なじみのない産地を含めて世界のワインを体系的に学んでいくうちに、すべての科目を終える頃には、自分の中のワインの世界が格段に広がりました。

WSETのレベル３では、ワイン愛好家としての立場で取り組んでも十分合格できますが、レベル４（Diploma）になると、ワイン業界全体を理解するために、マーケティングや流通、法律、そして倫理的な問題にまで踏み込んだ学びが求められます。

Diplomaの学習を通じて、ワインが単なる飲み物以上のものであり、文化的、経済的、社会的な価値を持つ存在であることを改めて実感しました。

世界中のワイン産地に対する理解や、それぞれの地域の文化や歴史への洞察が深まり視野が大きく広がりました。

その中でとても大切なのが、「どうすれば世界のワイン業界が発展するか」「どうやったらワインが売れるか」というビジネスの視点です。

なかなかに難しいのですが、だからこそとてもおもしろくて、多くの受験生がDiplomaの勉強にはまっていくのでしょう。

あなたの挑戦を応援しています。