スキマ時間でできるアウトプット練習｜WSETDiploma対策

WSET Diploma試験は英語で論述するスタイルのワイン試験。いくら時間があっても足りません。

だからといって、書く練習をやみくもに行うのは効率の良い対策ではありません。

試験の時に何に時間がかかるかといえば、思考する時間ですよね。

出題に対して、「何を聞かれているんだろう」「何をどう答えよう」と思考するための時間はいくらあっても足りません。

重要なキーワードさえ出せれば、文章を書くのはなんとかなります。

でも重要ワードという材料がなかったら、いくら考えても時間ばかりが過ぎていきます。

そこで私は受験生に、試験本番の思考時間を短くするためのアウトプット訓練をおすすめしています。

試験対策では、お題に対してキーワード出しをする作業をやってみてください。

1分とか3分の短い制限時間で、自分の引き出しから重要ワードを瞬発的に出す訓練をするのです。

その時に意識したいのが、以下の項目。

Location
Climate
Soil
Grape varieties
Viticulture
Vinification
Maturation
Marketing
Style
Quality
Price

Specificationに載っているWORDについて、キーワードを書き出していきましょう。

たとえば、Spring frostについて、キーワードだけでも書き出してみてください。

過去問に取り組む際、最初は日本語でも良いので、大切なキーワードを書き出してみましょう。

実際の試験では、問題を読んだら重要ワードやポイントを書き出してから書き始めましょう。

書きながら考えるのではなく、大枠を決めてから書くと、論理的な文章が書けます。

テキストをインプットする時には、読んだ後にさあ要約してみようではなく、今から読む文章にはどんなことが書いてあるのだろうか？と少し想像してから読んでみてください。

インプット効率がぐんと上がりますよ。これ、試験対策だけでなく何にでも活用できます。読む前にちょこっとで良いので想像力を働かせてみてください。

あなたの挑戦を応援しています！