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柔道整復師に必要な臨床推論・評価②
久しぶりに臨床推論と評価について記事(勝手な思いの丈)を書きたいと思います。
患者さんを見るにあたっては、問診→評価→介入→再評価で自身がおこなっている治療方針が間違っていないかどうかの答え合わせをしながら治療を進めていくと思います。
今回は、評価の観点から、ポイントとなる二つの考え方を見ていきたいと思います。
・トップダウン式
(結論から始める。例:スクワットで膝が痛いという患者が受診。まずはスクワットのどのフェーズでどこが痛いかを確認する。)
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メリットとしては、不必要な評価を省いて時間を短縮して診断名まで辿り着けることができます。
デメリットとしては、パターンの認識を間違えてしまうと、リーズニング(統合と解釈)までも間違ってしまうケースがある。
・ボトムアップ式
(スクワットで膝が痛いという患者が受診。問診から開始し、細かい理学所見を取得したり、動作分析をおこなってから結論を導き出す。)
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メリットとしては、経験値の浅いセラピストでも時間をかければ確実な統合と解釈ができるようになります。
どの運動学的な要素が症状に絡んでいるか、どの要素は絡んでいないのかを明確にすることができます。
デメリットとしては、時間がかかることと、自身で取得した理学所見(情報)が多すぎて処理がしきれなくなってしまうことが挙げられます。
初学者としては、最初は『ボトムアップ法』でしっかりと情報をたくさん収取してから結論を導き出すことを私は勧めています。
キャリアが上がるにつれて臨床経験の蓄積がされてくるので、患者さんを見た瞬間に『あ!この人はこの疾患のパターンだな!』という風にある程度疾患の推測ができるみたいですね。
私もまだまだ得意な疾患と不得意な疾患が分かれているので勉強をしていきたいと思います。
以上簡単な図式です。
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