僕とコロナと看護師の彼女
彼女は国立の病院で看護師として働いている。
毎日毎日コロナウイルスの対応で走り回っているそうだ。
この時期の看護師はとても大変。
■パンデミックライフ
病院で働く彼女は毎日コロナの対応で疲労困憊。
彼女曰く「特効薬ができるまでは基本的な予防策を講じる他ない。」とのこと。
それはメディアを通じて国民に伝えなくてはならない。
でなければ国民はパニックになり、病院は人手不足で機能しなくなり、救急の人が診られなくなってしまう。
まさにこれから起ころうとしているのだが。
■精神の崩壊
病気でも何でもない人のことも診て、休憩もろくに取れずトイレにもいけず。
看護師の体調管理が行われていない。
それでいて給料に変化はなく手当てもつかない。
ただただ精神を壊していくばかり。
夜彼女から電話がかかってくるが内容は仕事が忙しいって話ばかり。
電話の向こうで嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌
と連呼する。
なんとかして仕事を辞めてもらいたいし、休んでもらいたい。
でもそう言ったところで「お金のために嫌でも働くしかない」と決まって彼女は言う。
そうしてまた仕事に向かい、終わったころには精神が壊れている。
この負のサイクルを止めたい。
■ねぎらいの言葉
あず「全然労ってくれない。一番理解してない。どうして褒めてくれないの?」
彼女はストレスを吐き出すために仕事上の出来事を僕に話すが、最終的には僕が彼女を労ってくれないって話になってケンカする。
僕「お疲れ様、偉いね、よかったね、大変だね、ちゃんとご飯食べた?、無理しないでね、ゆっくり休もう、早く寝るんだよ。」
と僕のなかでは労いの言葉のつもりだったけど、どうやらこれじゃないらしい。
きっともっと具体的に労う必要があるのだろう。
そうやって言葉をかけないと不安になってしまう。
彼女ががんばっているのはわかっている。
労いの言葉って難しいな。
■僕の一番大事なもの
なんであろうと僕にとって彼女は一番大事な存在だ。
仕事の忙しさで感情的になって、怒りの方向が僕に向かってきたとしても僕は一向にかまわない。
その行動が病気が原因であろうとなかろうと、すべてを受け入れると決めて付き合っているのだから。
君は君だ。
辞めたっていいんだ。
同僚ががんばっているから私は精神を壊しても同僚のように働く。
そんなこと考えなくてもいい。
派遣だろうがパートだろうが休職だろうがなんでもいい。
嫌なことを続ける必要はない。
辞めることに抵抗はあるだろうけど、辞めたらきっとすっきりする。
僕が何を言っても変わらない。
結局行動できるのは自分だけなんだ。
■下書きが消えた
たくさん書いたのに下書きが消えてしまった。
どこへ行ったの?
本当はもっと細かく書いてあったのにー
疲れた。