アカミネ

のらりくらり。ふらりゆらり。 神奈川県在住。幼少期にドイツに住んでみたり、人生に七転八倒したり、博士号を取ってみたり、社員10人のベンチャーで働き始めてみたり。いつの間にか二児の母。 そんなしがない考える葦の思考や趣味を、エッセイ風に綴ります。

アカミネ

のらりくらり。ふらりゆらり。 神奈川県在住。幼少期にドイツに住んでみたり、人生に七転八倒したり、博士号を取ってみたり、社員10人のベンチャーで働き始めてみたり。いつの間にか二児の母。 そんなしがない考える葦の思考や趣味を、エッセイ風に綴ります。

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いつか行きたかった場所・国営ひたち海浜公園

「いつか行きたいと思っている場所」を、誰しも大なり小なり持っているのではないだろうか。 私には、ある。少なくとも恐らくは、両手の指で数えきれないほどに。 そんな、私なりの「大なり小なり」でも行きたかった場所に行けた時の記録を、noteに残しておきたいと思う。 今回訪れたのは、茨城県の国営ひたち海浜公園。 ネモフィラやコキアが美しいことで有名なこの場所は、花好きの私の憧れの場所の一つだった。 いつか自分のカメラで絶対に写真を撮るんだと心に固く誓っていたのだが、ここで大きな

    • 一人っ子、二児の母になる

      私には2人の子供がいる。 上の子は今年で6歳になり、春からはいよいよ小学生だ。保育園では最年長のクラスとして、クリスマス前には劇の発表会という一大イベントが控えている。既に涙腺が決壊することが確定しているイベントと言えるだろう。 下の子は少し離れて今年2歳で、年齢にしては日々とても良くお話ししてくれる。自分でいわゆる変顔をしていた先日などは、「可愛いお顔が台無しだよ〜」と私が言うと、「せんせいは、かわいいって、いってくれたよ?」と小首を傾げられて笑ってしまったほどである。

      • 「趣味は写真です」と言うようになるまでの10年間

        趣味は何ですか? と訊かれた時の私の答えの一つに「写真撮影」というものがある。 持っているカメラは一眼レフ1台、レンズも標準レンズ1本のみという何とも貧弱な装備だが、それでもここ最近では撮影のためだけに遠出することもしばしばある程度には写真が好きだ。 しかし、いつから自分は「写真が趣味だ」と思うようになったのだろうか。 自分の趣味の中では比較的新しい部類のはずだが、何か明確なきっかけはあっただろうか。 今回「写真が好き」というお題をいただくにあたり、そんなことを振り返る良

        • 遠く、遠くどこまでも。自分に翼があるうちに。自分の心が自由なうちに。世界はいつでも拓けている。

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        いつか行きたかった場所・国営ひたち海浜公園

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          ごみを分別するという習慣

          我が家にはゴミ箱が5個以上ある。 燃えるごみ、プラスチックごみ、紙ごみ、段ボール、牛乳パック、更にはペットボトルの蓋……。 たまにしか出ない金属ごみや電池などを含めれば、我が家にはそれなりにごみの分別ルールがある。 「環境に配慮しよう」とか「子供たちに綺麗な地球を残そう」とか、そんな崇高な理由を常日頃意識しているかと言えば(お恥ずかしながら)そんなことはない。 私が何故ごみを分別しているのかと言えば、ひとえに「親がそうしていたから」である。 母は小まめにごみの分別をする人

          ごみを分別するという習慣

          人生の推し #推し短歌

          十八の春に惹かれた微笑みが今は隣に大小二つ 大学生になりたての春。体験入部で対応してくれた先輩の笑顔が、とても印象的だった。 それから十五年の時が流れ、笑顔が素敵なその人は今、同じ家で暮らしている。 段々と大きくなってきた息子が笑った顔がどんどん夫に似て気がして、時折はっとさせられる。 笑顔が素敵で、私にないものを沢山持っていて、私と子供達を導いてくれる夫。 そんな夫にどんどん笑顔が似てきて、いつか私のようにその笑顔を見出す人がいるのかなあ、なんて考える息子。 そんな

          人生の推し #推し短歌

          私という親を支えてくれる「やさいパン」

          子育ての悩みは各家庭で星の数ほどあろうが、中でも食に関する悩みは多くの家庭が抱えているものだろう。 何々を食べない、何々しか食べない、全然食べてくれない、等々。その程度に多少の差はあれど、子供が一人いれば必ずと言って良いほど直面するのが食の悩みだと思っている。 そんなご多分に洩れず、現在4歳児と1歳児の子育て真っ最中の我が家が抱えている食の悩みは「1歳児の底なしの食欲」である。 いわゆる「食べない悩み」に比べれば何とも幸せな悩みだろうが、それでも私という当事者にとっては中々

          私という親を支えてくれる「やさいパン」

          夏の花 - 百日紅

          夏の花 - 百日紅

          二度の出産で二度リーダー職から降りた自分が考える男女「平等」

          タイトルからこの文章に目を留めてくださった方にまず誤解のないように言いたいのは、私は二回とも会社から十分な説明を受け、自分の意思でリーダー職を降りたということである。 そう言った意味では、以下に記載するのは決して今もお世話になっている会社を告発する類のものではなく、ただ淡々と「出産とキャリア」について向き合っていく文章となることをご容赦いただきたい。 冒頭に書いた通り、私は出産を機に自分の意思で出産前の役職であったリーダー職を降りた。 それでも少しだけ心にしこりが残っている

          二度の出産で二度リーダー職から降りた自分が考える男女「平等」

          「過去」をプレゼントしてくれる子供たちへ

          それが最後だと分かっている別れも、 過去振り返った時に、あれが最後だったなあと思う別れも、 等しく寂しくて、どこかチリチリと心が音を立てる。 それでも、そう思い返せるだけ大切なものに出会えたことに感謝して。 一歩ずつ、少しずつ、自分も時を重ねていく。 冒頭の歌詞は、先日Eテレの「いないいないばあっ!」を卒業した「はるちゃん」とうーたんの卒業ソング。 GReeeeNが楽曲提供したこの歌は、卒業1ヶ月前から放映され始めた。 息子が0歳の頃、2人切りの時間にすがるようにつけた

          「過去」をプレゼントしてくれる子供たちへ

          「サンタさんはいないの?」と訊いた私に母が教えてくれたこと

          12月24日、クリスマス・イヴ。 街の至る所でイルミネーションの光が灯り、見渡せばすぐに見つかるほど沢山の人がケーキを持って闊歩する日。 クリスマスと言えば、忘れてはならないのがサンタクロースの存在だ。 赤い帽子、白いひげ、トナカイのそり。 このnoteを書いている24日深夜と言えば、サンタクロースが一番忙しくしている時間とも言える。 翌朝にどんなプレゼントがあるかドキドキしながら眠るのは、子供だけに許された何物にも代え難い特権である。 そんな、世界の子供たちがサンタクロ

          「サンタさんはいないの?」と訊いた私に母が教えてくれたこと

          何歳になってもトキメキは欲しいものだから

          突然惚気るのだが、私は主人が大好きだ。 どのくらい好きなのかと言えば、いい年こいて「2人でデートしたい……」などという願望を面と向かって言うレベルである。 最早「好き」という概念を超えて「畏怖」に近いかもしれない。 そんな主人とは出会って丸13年、結婚してもうすぐ7年になるのだが、その辺りの話は一旦割愛。 今回は、性懲りも無く「デートしたい」と言う私に主人が付き合ってくれて嬉しかった、という記録をnoteに残しておきたいと思う。 この場でも何度か書いているが、私はもうす

          何歳になってもトキメキは欲しいものだから

          往訪・鎌倉 長谷寺

          産休に入ってから早2週間近く。 仕事に行かない平日を過ごして今日で9日目になる訳だが、不思議なことにあっという間に時間が過ぎていく日々が続いている。 もっと自分の時間ができるものだと思っていたが、やりたいことを消化するための予定を一日一つずつ入れていると、何ともはや光陰矢の如しである。 と思ったが、先週土曜日実施のちょっとした試験に申し込んでいた関係で、先週いっぱいはその試験勉強に費やしていたことを思い出した。 この試験については後日noteを書きたいなと思っているのだが

          往訪・鎌倉 長谷寺

          お疲れ自分、とルイボスティーをあおる夜

          気付けば前回のnoteから3週間が経過していた。 noteという場を得てアウトプットの楽しさを思い出して以降、それなりの頻度でこの場に文章を残していこうとは思っていた。 が、この3週間はどうにもこうにも時間が取れず、勝手にもどかしい思いをしていた。 だが、それもようやく一段落。 理由は至極分かりやすいもので、今私は心置きなく久しぶりの文章を書いている。 * 本日(と言っても日付が変わったので昨日)、私は社会人となって2度目の産休に入った。 出産予定日から逆算すると、産休

          お疲れ自分、とルイボスティーをあおる夜

          往訪・代々木公園 バラの園

          先日会社のデスクで仕事をしていたところ、ふらっとやってきた上長に声をかけられた。 「アカミネさん。花の写真を撮るのが好きなら、今の代々木公園に行った方が良いよ」 曰く、朝歩くことが日課である上長がふと代々木公園を通ったところ、それは見事なバラが咲いていたとのこと。 バラのシーズンであることは把握していたのだが、代々木公園でバラが咲いているとは初耳だった。 上長が撮影した写真を何枚か見せてもらったところ、成程それは美しいバラの数々が。 代々木公園は少し足を延ばせば行ける距離

          往訪・代々木公園 バラの園

          母の日・2022年

          この記事を書いている時点では昨日になってしまったが、5月の第2日曜日は言わずと知れた「母の日」である。 カーネーションを送ることが通例となっている日であるが、そもそも何故第2日曜日なのか、何故カーネーションなのかということがふと気になって、この記事をきっかけに少し調べてみた。 いくつかサイトを巡ったが、日比谷花壇の解説がわかりやすかったので下記に引用する。 その歴史は意外と浅く、100年ほど前に始まった習慣とのことだった。 因みに花屋大手の別サイト(花キューピット)には、

          母の日・2022年