『水引』
渋谷〇〇書店で装丁に目を奪われて購入した。大森静佳さんとお話できたことも短歌をつくってみたこともずいぶんと前のことで、この一冊も夏に買ってからしばらくの間、ビニールに入ったまま本棚に横になっていた。
自分に課した100冊をとうに読み終えて、文芸誌にばかり手がのびる。そのことがうれしい。完了主義な自分に中途半端を許せるこの2か月間のことがふわふわと不安で、10日に一度くらいうれしい。
さいごのどんでん返し、裏切りが好きだ。映画じゃん。
わたしって「例えば」を全然ふさわしくない場所で使っちゃうことがある。
かわいさが始まる。忘れたくないことがあってよかった。
あのつなぎの部分かなぁ
ハニーマスタードも遠い。
目をつけるところが、短歌は分け隔てなく配られたはずの時間をひきのばして言葉に封印しておける。という笹井宏之のうつわと一緒だ。
アオイヤマダに怒られそうだ。
かわいい。この夢以上のものになれている人っている?いない?
香りは聞くもので、苦手じゃないスパイスもあった。読むことのかなわない手紙は違う形で受け取ることができそうだ。
聞香杯を握って離さない赤ちゃんのような私の手の反対側にいる、大きな声が私のライバルだった。一枚隔てた壁の向こうで、そんな音と音が喋っていたらすごくガタガタとさせる演出がされていた。後頭部にポップコーンの容れ物がコツンともなってほしい。
蕎麦屋の音楽を聞くと泣きそうになっちゃう様な
早い早い年の瀬。
🐰