人を動かすときに仕掛けていること
30代になると仕事のスケールが大きくなり人の力を借りなければ達成できない業務を持つことが多くなりました。
そのため、段々と人を動かすことをしなければならなくなってきました。
そこで今回は私が人を動かすときに仕掛けていることを記事にします。
人を動かすときの仕掛け
私が人を動かしたいときは以下のどちらかの仕掛けを用意します。
①相手にもメリットがあることをアピールする
②相手を困らせる
必ず仕掛けるわけではなく相手が簡単に動かなさそうな場合に仕掛けることが多いです。
それぞれの仕掛けについて解説していきます。
仕掛け①:メリットをアピールする
これはあまり説明は不要かと思いますが、人はメリット無しでは動きません。
なので相手に対してのメリットを提示してあげるという仕掛けです。
これは人に協力を要請する場合に使う場面が多いです。
またお互いにWin-Winな提案ができるときに使いやすい仕掛けです。
ポジティブな仕掛けなので基本コチラの仕掛けを使いたいです。
仕掛け②:相手を困らせる
この仕掛けは自分がコントロールできない範囲で起きていることが影響して自分が困っていて、相手に行動を改善させたいときによく仕掛けます。
例えば最も身近な具体例は
「上司に相談したいけれど全然上司の時間が取れなくて困っているとき」
が挙げられます。
上司の時間のコントロールは部下にはできませんし、そのせいで部下が困っている。このような状況下において相手を困らせる仕掛けが有効です。
どのように仕掛けるか。
それは「自分が困らないような状況に持っていくこと」です。
先ほどの例で行くと上司との相談を無理矢理にでも取り付けます。
それを何回も繰り返していくと段々と上司が困るようになり、上司が仕事のやり方を改善せざるを得なくなります。
つまり”困る”を押し付けて相手に改善させることをすれば良いのです。
意外とこれができない人が多く、相手が忙しい状況だと思いやりの心が芽生えてしまうことで、かえって自分が困ってしまうのです。
相手を困らせなければ相手の状況は変わりません。
なので相手を困らせることで相手を改善させてあげる。
これも一つの思いやりだと私は思います。
まとめ
今回は私が人を動かすときに心がけていることを記事にしました。
特に相手を困らせる仕掛けは、一見ネガティブに見えます。
が、相手に問題提起をして改善させるという意味では私はポジティブな仕掛けなのではないかと思っています。
相手を困らせるなんて嫌われないかと思ってしまいますが、そこは自分が犠牲になってでも周りがうまく回るのであれば私は良いのではと思っています。