仕事が遅い人は仕事の早い人と何が違うのか(判断編)
以前仕事の早い人の特徴を捉えて実践してみたという話を記事にしました。
今回も早い人の特徴を捉えて私が実践していることを記事にしたいと思います。
前回、仕事が早い人の特徴の一つに「自分で考えても答えが出ない場合をすぐに判断して人に聞く」を挙げました。
仕事が早い人はとにかく何でも「すぐに判断する」ことができます。
今回はその判断の早さについて仕事の早い人の特徴を挙げたいと思います。
仕事が早い人は判断が早い
先述したように仕事が早い人は一つ一つの判断が早いです。
しかもその判断は説得力があったり、正しかったりすることが多いです。
逆に言うと、仕事の遅い人は判断するのに時間がかかったり、判断ができない場合が多いです。
その判断の早さが一番分かりやすく出るのは「質問された場面」です。
仕事が早く回っている人は自分の仕事についての質問にすぐ説得力を持たせて回答する傾向にあります。
一方で、仕事が遅い人は自分の仕事についての質問をされた場合にうまく答えられなかったり、質問された内容とはズレた回答をしてしまったりする傾向にあることに気づきました。
質問を受けたらそれに対してすぐに質問内容を正しく処理、判断して適切な回答を準備する必要があるため、この傾向が強いのではと考えています。
判断が早い人は何をしているのか
それではなぜ判断を早くできるのか?
判断を早くするには「判断基準をあらかじめ持っている」必要があります。
予め分かっていることであれば判断基準を決めておけばよいですが、想定外の事が起こってもすぐに次やるべきことを判断できる人ってたまにいませんか。そのような人は本当にすごい。
このような人は自分の仕事に対して大切なことの優先順位をつけています。
噛み砕いて言うと周囲から自分の仕事に求められていることが理解できているということです。
具体的事例は例えば…
コストをかけてでも達成すべき仕事なのか、それとも成果が多少減ってもコストを最小限に抑えるべき仕事なのか。
多くの目標がある中で、もし全ての目標が達成できないとなった場合に何を犠牲にして何を優先するべきなのか。
などがあると思います。
つまり様々な排反事象に対してどれを取るべきか。犠牲になる項目はどこまで犠牲にしてよいのかがある程度判断基準として理解できている人。
それが判断が早い人。すなわち仕事の早い人であると私は考えています。
私が判断を早くするために意識していること
私はまず「仕事を進める中で予め予想される判断のタイミングで何を判断基準にして判断するか」を決めておくことを意識しています。
事前に判断基準を明確にしておくと、自分の仕事で何を求められているのかが分かってきたりします。
さらにこれらの判断基準が正しいかを上司やチームメンバーとすり合わせておくことで、周囲が期待していることがより明確になるのでオススメです。
また会社や部署などの周囲の状況が変わると判断基準も変わったりするので、いかに周りの状況をキャッチアップできるかも大事になってくると考えています。
まとめ
今回は仕事が早い人は判断が早いという話を記事にしました。
とにもかくにも、判断を早くするには自分の仕事に対する判断基準を予め持つということが重要です。
自分が実践してみた感想としては判断基準を持つまで色々頭を使わないといけないので大変ですが、一回基準を決めてしまえばあとはサクサク業務が進むので楽になると感じました。