よもやま映画ばなし:2018/03/21
マイティ・ソー バトルロイヤル
5分おきにギャグを挟まないと死ぬ映画。アクションパートもシリアスパートもお構いなしに笑い要素をぶっこんでくるので笑い疲れた。最高。
今までのソー単独映画は「現世転生ファンタジーバトルアクション~身分違いの恋を添えて~」みたいだったのが、今作は「ガーディアンズ・オブ・アスガルドの民 with SFバトルロイヤル~ゲテ物宇宙人やゾンビもでるよ!~」でした。マジで。
いや~ハルクとソーの一騎打ちチョー面白かったよね。ブラックウィドウみたくハルクをなだめようとしたソーをハルクがアベンジャーズ1のロキみたく地面に叩きつけたくったシーン素晴らしい。めっちゃ笑える。
虹の橋の上でソーやハルクがゾンビ狼やゾンビ兵と戦うシーンもチョー面白かったね。宇宙船にのったエイリアンも乱入してきたし。意味わかんねえなこの映画。
アベンジャーズ新作が近いからって皆さん単独映画ではっちゃけすぎじゃないですかね…。ってインフィニティ・ウォーもう来月公開じゃ~ん!やったぜ!
コマンドー
冒頭でシュワちゃんがたくましい筋肉で丸太を担いで出てくる映画。実は初見。誘拐された娘を助けるためにテロリストの要求を呑んだフリしてしょっぱなから一人一人始末していく姿に痺れる。
テロリストが裏切りに気づいた時点でアジトのある島に完全装備で潜入済、単独でテロリスト集団を攻略、テロリストのボスにキッチリ鉛玉をプレゼントし、裏切った元部下と一騎打ちの末勝利するシュワちゃん超カッコいい。
やはり筋肉と家族愛は正義なのだ。フォー!
ダイ・ハード
ブルース・ウィリスが裸足でテロリストと戦う映画。これも実は初見。めっちゃ面白いですやん…。テロリストにビルを占領されてからあの手この手で外にテロを知らせようとするが全然取り合ってもらえない(だいたい無能なロス市警とFBIのせい)ブルース・ウィリスに泣ける。そりゃ悪態もつきたくなりますわ…。
コマンドーを観た後だったので、ブルース・ウィリスのただの人感が凄い(刑事として経験や知識は持ち合わせているけど、超人ではないという意味で)。あの全員に筒抜けの無線のやり取りも面白い。パウエル警官やテロ首謀者のハンスなど、かなりいい味を出してるキャストも素晴らしい。ラストでパウエル警官がトラウマを乗り越えて発砲したシーンはグッと来たし、ハンスの悪者高所から落下死シークエンスのあの表情素晴らしかった。ちょっとこの2本はまた地上波で放送してほしいですね…。
デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
18年前の映画。ええ、18年前ですよ。月日の流れヤバい。ディズニーとかジブリとか、ミュウツーの逆襲もそうだけど、子供のころリアルタイムで観た映画って鮮烈に記憶に残ってて、もう全シーン完全に覚えてた。
サマーウォーズとの違いは「この映画はこういう世界観でこんなテクノロジーがありますよ~」っていうオリジナル作品特有の丁寧な導入があるかないかで、デジモンの方はいきなり本編スタート!って感じ。「ふむふむこの映画はこういう世界観でこんなテクノロジー前提の話なんだな」とかワイングラス片手に余裕ぶった態度ができないわけで、この感覚は最近だと「バーフバリ 王の凱旋」に近い…あれ?
世界を巻き込んだ大騒動なのに主人公たちは終始マンションの一室から動かないのも面白い。緊迫した状況でもウーロン茶がぶ飲みしてるし。デジモンの進化パンクが全世界のパソコンでワイプ中継されてるシーンも凄い。劇中人物が「自分がテレビで当たり前に見てたシーン」を第三者視点から見る体験は子供ながら変な気持ちになったなー。ある意味メタな構成だよね。
そしてこの年になっても光子郎の話に半分くらいしかついていけないという…。あーあ、もうあの頃の未来に生きてるんだなおれ。