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『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』クリア後感想
ガラルスタートーナメントをクリアしてエキスパンションパスも一段落したので、改めてソードシールドの感想を書いていきます。と言っても大満足の一言で充分な訳ですが、せっかくなので。
鎧の孤島も冠の雪原も本編自体はあっさりめでコミカルテイストなストーリー、ゲーム的にはおつかい要素しかないのでまあこんなもんでしょう。注目すべきは新キャラの面々で、特にマスタード師匠とピオニーは出自や経歴からシリアスなストーリーも考えられたはずけど、そこにはあえて触れずリーグカードの裏情報での匂わせに留めるバランス感覚がすごい。最近のポケモンはこういうオタクが大好きなことを平気でやるのでずるい。
しかしなんといってもイチオシはクララちゃんでしょう。
昨日鎧の孤島クリアしましたけど遅効性の毒のようにクララちゃんが効き始めている pic.twitter.com/88vvPp2OU8
— azitarou (@azi_tarou) June 23, 2020
すいません忘れてください
ワイルドエリアのようにエリアの切り替えなくフィールドを移動できるのはかなり良く、これこそやりたかったポケモン!と言えるのだが、やはりガチガチのオープンワールドを遊んでいると散策の楽しさという意味では数段見劣りしてしまう。フィールドに道場や村一つだけじゃ寂しい……。とはいえポケモンで初めてゲームに触れる人もいるとは思うし、この辺は難しい所。それだけワイルドエリアやエキスパンションに将来性を感じたということで、今度は自転車じゃなくてポケモンに乗って移動したいなー。
連れ歩きはめちゃくちゃ楽しく、ワイルドエリアにも導入して欲しいくらい。というか通常マップでも連れ歩きたい!と思うほどにポケモンとの距離感が愛おしい。のっしのっしとカビゴンが歩き、ぴょんぴょん飛び跳ねるミミロップ、自転車よりも早いスイクン、メタグロスは足を折りたたんで飛んでくる……これだけで楽しい。
見て見てめっちゃラブリーじゃないうちのカビゴン??
君たち本当にそんな鳴き声でいいの??
本気のマスタード師匠はゲーム中で一番ひっくり返った。めちゃくちゃカッコいい!
もうディグダ集めは勘弁して欲しい(足あと集めは許した)
このピオニーとかいうオッサン、めちゃくちゃ愉快な性格でかなり良い……
伝説のポケモンおびき寄せるのにニンジン……たしかに馬だけどさ……もうちょっとこう……ねえ!
ダ、ダッセェ~! 主に野暮ったすぎるフォントと伝説がダブってるのがダサすぎて大好き!
いやそっちこそへそ出しルックで何してるんですかこんなところで
マ、マジでキャンプでカレーつくったら出てきたじゃん……!(捕まえるのにめちゃくちゃボールを使った)(今回の伝説捕まえるの大変過ぎない?)
ガラルスタートーナメントについて
剣盾はとにかく人間キャラの造形がよくできているので、とりあえず2人組つくるだけでめちゃくちゃ面白くなるのはガラルスタートーナメントが証明してしまった格好だ。多分まだ全部の掛け合いを見れていないし一体何パターン組み合わせがあるの?
ありがとう……ゲーフリありがとう……感謝……未来……
エキスパンションパス殿堂入りメンバーたち
ヤギュウ/エルレイド
ストーリー攻略からの相棒でありエキスパンション開始時には唯一の手持ちとして新たな冒険に同行。LV100到達の折にヤギュウのニックネームを授かる。その腕前は無刀の域に達しており、柳生新陰流しねんのずつきと柳生新陰流インファイトで数多の困難を乗り越えてきた。走って自転車に追いすがる姿が健気。
ごんた/カビゴン
アローラ地方からやってきた。本気を出すことはなくなったが、てかげんとあくびでのんびり過ごす今の生活の方が性にあっているらしい。持ち前のタフさを活かし伝説のポケモン相手に大立ち回りを演じる豪胆さも併せ持つ大食漢。
カイジュウ/ギャラドス
ガラル地方での二代目ギャラドス。暴れることにしか興味がなく、開幕ダイマックスからのじしんかじょうな攻撃によってバトルタワーを荒らし回り、大ひんしゅくを買っている。一部ではいかくによる渋い立ち回りと一瞬の隙を突いた全抜きが持ち味であった先代と比較し嘆く声も。
エースバーン
ポケモンホームからやってきたリベロ野郎。どんな相手にもそつがない対応ができる新戦力として期待されたが、後一歩足りない場合が多く故障に悩まされる。経験の積み重ねにより引き際をわきまえるようになってからは先発、繋ぎ、フィニッシャーを掛け持つ万能選手となった。第一回ガラルスタートーナメントではホップのインテレオンにキョダイマックスを譲り、兄弟の決着を演出する縁の下の力持ちとして精神的な成長を見せる。
バーバヤガ/ブリムオン
キョダイマックス個体。鳴り物入りでパーティメンバーに加入したものの、クイックドロウを2連続で引きヤドランに敗れるなど何かと報われない悲劇の子。つよく生きてほしい。
アルフレッド/イエッサン
何かとエスパータイプが多い手持ちの中でサイコフィールドを敷いて火力を底上げする先発メンバーとして抜擢。場に出た瞬間に仕事が終わるので後の面倒事は後続に任せたいと思っているが自分で殴った方が早かったりする。無駄なことはやりたがらないがやるときはやるタイプの苦労人。
ベイブ/ミミロップ
ホウエン地方からやってきたホットなベイブ。れいとうパンチとほのおのパンチを使い分け、岩や鋼にはとびひざげりを見舞うタフなレディだ。メガシンカを取り上げられてもその苛烈さは相変わらずで、新世代のメンターとして強烈な存在感を示した。
サップーケイ/ウーラオス
あんこくきょうだで数多くのポケモンのきゅうしょを砕いてきた堕落格闘家。情け容赦ないカラテの使い手であり、同門や師匠であってもシステマティックに相手を叩き潰すファイトスタイルに観客すら怯える。コワイ!
カイザーX/フリーザー
サイコフィールド下でのワイドフォースでもってダブルバトルを制する……つもりであったが、そうは問屋が卸さない状況続きでいつも仮面の下で青筋を立てている。ダイマックスしたら画面から見切れるためせっかくの冷徹な佇まいも台無し。しかしそのギザったらしいクールな態度が逆に新鮮でにファンはメロメロ。
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
今回のエキスパンションがバージョンアップ版や続編ではなく本編の追加コンテンツとしてリリースされたのはすごくうれしい。GOTCHAや薄明の翼など、ソードシールドは映像作品にも恵まれていたのもあって、この一年間は本当に楽しませてくれました。
老若男女のファンと900匹のポケモンを引き連れての新規タイトル制作はマジで大変でしょうけど、また新たな地方で冒険の度に出かけたいですね。
(終わりです)
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