ボトルマンプロトタイプを入手したのでレポートします #ボトルマンチャレンジ
◆◆◆キャップ革命!◆◆◆
アッ この封筒は……
アッ アッ アッ……
キャップ革命!ボトルマン!
ということで、なんと『キャップ革命!ボトルマン!プロトタイプ発売前GETキャンペーン』に当選してしまったのでレポートをして行きたいと思います。
ちなみにわたしはタカラトミーの回し者ではないし黒服のエージェントに脅迫もされておらず自分の意志でこの記事を書いており正当かつ公平な立場だ。わかりましたね?わかりました。ではやっていきましょう。
懐かしい目力!往年のビーダマンを思わせるぜ!
完成品はこちらです。パーツは全て個包装で分けられているので組立は簡単。
今回のプロトタイプは本体パーツのみでアーマーなしの状態……だが、その丸みを帯びたフォルムは手によく馴染み、いつまでも手元で弄んでいられる不思議な中毒性がある。さながら危険なメキシコのバーでガンマンが油断なくホルスターに手をかけている……そういった危険な雰囲気だ。
そして引き金がこれだ。ボトルマンのトリガーは横に長い形状になっており、これが指によく馴染む。つまり汗で手が滑ってトリガーを引きそこなう……といったミスがないよう安定して押し込むことができる。早速付属のボルトキャップを装填する。
腕のパーツは締め打ちができるようになっており、グッと抑え込んだ状態でトリガーを押し込むと先端のローラーによって勢いよくキャップが射出される。力を加えすぎるとボトルマンそのものが耐えきれず自壊してしまう恐れがあるので気を付けろ。
ボトルマンのCOOLなポイントの一つは立って撃っても様になるということだ。かつてのビーダマンの時は高所から撃ってもビー玉が重力に負け、漫画のようにいかなかったが、このボトルマンではキャップの形状と軽量さによって綺麗な曲線を描いてキャップが飛ぶ。
試しに缶ボトルを的にシューティングをしてみる。適度に締め打ちしたキャップは銃口から飛び出し、缶を倒した後勢い余ってテレビ台の下に潜り込んだ。おれはめんどくさいことになったとテレビ台の下からキャップを取った瞬間、部屋中にビー玉をまき散らした記憶がフラッシュバックした。そうだ。ペットボトルを半分にカットして自作したマガジンにビー玉を目一杯充填し、部屋中に乱射しまくった。少なくない数のビー玉が家具の下に入り込み、手を伸ばしても届かない……そういった記憶だ。
おれの愛機はバトルフェニックスだった。肩のアーマーをギリギリまで締め込んでシュートしたビー玉は一直線に廊下を横切り、ペットボトルの標的を倒した。どうして忘れていたんだろうか。おれはもう一度ボトルマンにキャップを装填する。そしてシュートする。無駄が一切排されたシンプルな世界が広がった。
ボトルマン。発売されるアーマー付きのものはもちろん、シリンダーやバレルは発売されるのか、金属を使用した強化パーツは出るのか、メタルボルトキャップが猛威を振るうのか。アニメも展開しているようだがまだちゃんと観ることができていない。果たしてペットボトルのキャップで世界を支配しようとする悪の組織が現れるのか、可能性は尽きない。ボトルマンはそういったワクワク感に満ち溢れており、まさしく今世界に解き放たれようとしている。このプロトタイプを触っておれは興奮している。この手のひらにすっぽり収まる大きさのおもちゃに素晴らしい未来を感じているのだ。
最後にタカラトミーさんへ。「偶然にも発売前のプロトタイプを入手する」というホビー漫画・アニメの王道展開を経験させてくれてありがとうございます。ゾイドを卒業して以来、タカラトミーのおもちゃは手に取る機会が無かったけど、ボトルマンはめちゃくちゃ楽しいおもちゃです。本当にありがとうございます。
(終わりです)