すた☆あら

お盆休みゲーム強化週間用に『星のカービィ スターアライズ』を購入しました。大変良いゲームだった。

カービィの正式なナンバリングタイトルをプレイしたのは『USDX』以来なので、グラフィックとかの進化っぷりがすごい。しかもコピー能力が知らん間にめちゃめちゃ増えてる！スパイダーってなんや！お前ただのスカキャラやったやん！

わあ……グーイだ……

2018年になってこのキャラが最新作に登場するとか信じられない……。個人的カービィ全盛期は『SDX』『3』『64』だったのでドリームフレンズのラインナップが完全に殺しに来てる。おまけにクリーンのコピー能力でピッチ、ナゴ、チュチュまで出てきてオールスターというか集大成感が半端ない（キャラクター的な意味で）。

CPUを最大4人引き連れることができるが、そうなると画面上が非常ににぎやかとなり、ボス戦では自機を見失うこともしばしば。ただしHPがゼロになっても仲間を復活させることはできるため、スマブラ的なパーティゲームのようでこれはこれで楽しい。そしてボス戦のカービィソロのすっぴんプレイは相変わらずかなり過酷な道のりとなり非常にキツイ。いかにコピー能力のおかげで攻撃の機会が多いかを思い知らされる…。特に3Dグラフィックとなり動きが派手となったため、敵キャラの動きや攻撃判定を掴むのに一苦労だ。

忘れがちだがカービィもまた2Dアクションの系統であり、マリオやロックマンと並ぶほど歴史のあるタイトルであり、能力なしプレイはまさしくレトロ2Dアクションの難易度のそれ。そういえば『ロックマンX アニバーサリー コレクション』で久々に『X3』のプレイを見たけど、えげつないステージ構成と敵の追尾ミサイルの不条理な挙動でよくあんなに楽しく遊べたな…と思った。

『スーパーマリオ オデッセイ』が3Dマリオの正当進化、『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』がゼルダの新機軸だとしたら『星のカービィ スターアライズ』はまさしく過去作カービィの集大成で、『夢の泉の物語』以降、『SDX』、『2』『3』『64』、WiiやGBA・DS・3DS携帯機作品で微妙に系譜が異なっていたカービィシリーズがついに一つになった様相であり、歴代シリーズファンにこそ遊んでほしい一作となっている。内容そのものはオーソドックスな2Dアクションでワイワイパーティプレイするのもよし、ボスラッシュモードで一人でストイックにすっぴんプレイするもよし。アップデートで追加されるフレンズも序盤から使用できるため、今から遊ぶとかなーり賑やかなメンツになって非常に楽しい。まだストーリーモードをクリアした段階でクリア後要素を解禁したばかりなのでボチボチやっていこうと思います。

ところでカービィといえば『エアライド』が抜群に大好きなんですけどあれ新作とまではいかなくても配信で出してくれないかな……。というかスイッチはバーチャルコンソール対応してほしい……。

追記：hapinanoさんが1作目『星のカービィ』から『スターアライズ』までの楽曲をリミックスした鬼やば最強メドレーを投稿されていたのでここで紹介させていただきます。