無限に続く地下通路から生還せよ!インディーゲーム『8番出口』の異変を全然見つけられなかった話#ネタバレあり
こんにちは、水無瀬あずさです。メリークリスマスですね!こんなクリスマスな日には、頭のおかしいサンタクロースに追いかけまわされるホラーゲームのレポートをお伝えしたかったのですが
残念ながらまだクリアできていないため(※長男が)、今回は別ゲームのレポートをお伝えするべくnoteを書いています。ちなみに本日、本業の仕事納め。有休がものすご~く残っていたので、明日から1月の一週目までガッツリ休むことにしてやりましたハハハ!休んで副業をやるんだ!(休みとは)
ということで今回ご紹介するゲームは、Steamで話題の脱出系インディーゲーム『8番出口』です。一応ホラーゲームという分類らしいですが、別にホラー要素はありません。ちょっとゾッとするかも?ってくらい。今回も例によってホラーゲーム担当の長男(中学2年生)にプレイはお願いし、私は横で鑑賞させてもらったのですが、ビビり王キングの私も怖がらずに見れました。ただこのゲーム、とにかく画面に酔う。3Dゲーム耐性がない人は要注意です。
なお今回もネタバレ満載でお届けしております。これから年末年始にかけて『8番出口』をプレイしようと思っている人は、引き返すとか、プレイ後に読むほうがよいかもしれません。いやでもやっぱ最後まで読んで欲しい。
あと「クリスマスにゲームの話とかしてんなよ」と突っ込もうとしている皆さん、だまらっしゃい。ゲームは年中無休でやるものです。あとカレーは飲み物です(謎)。年の瀬に差し掛かる忙しい時期ですが、最後までよろしくお付き合いください。
インディーゲーム『8番出口』とは
インディーゲーム『8番出口』は、2023年11月29日にSteamで配信が始まった脱出系・間違い探し系ホラー風ゲームです(ホラーゲームとは言っていない)。スマホ版で似たようなのが出ているようですが、本作はSteamでしか出ていないのですべてパチモンです。スイカゲームもそうですが、ヒットするとあからさまなパチモンが増えるの何とかしてほしいですよね。
『8番出口』の公式説明はこちら。
さすが日本発のゲーム、説明が簡潔で分かりやすい。前回プレイしたどっかの頭のおかしい卵のゲームとは大違いですね。
つまり、間違い探しをしながら「0番出口」から「1番出口」「2番出口」・・・「8番出口」をめざし、地上へ出るというゲーム。非常に分かりやすいですね。間違い(ゲーム内では「異変」と表現)を見つけたら戻る、間違いを見つけられなかったらそのまま進むというルール。合っていれば出口番号が増えていき、間違えば「0番出口」に戻されます。7番くらいまで進んでおきながら0番に戻されたときの絶望感がたまりません。長男くんは「あーーーー!!」って大絶叫し、夫に「うるさい」と怒られていました。ドンマイ。
『8番出口』の制作者は、KOTAKE CREATEという個人のゲームクリエイターさんだそうです。本作が初の公開ゲームだそうで、1発目から大ヒットとかすごいですね。次作にも期待!
ここがおもろい!『8番出口』の魅力
『8番出口』の魅力は、何と言っても「異変」と呼ばれる事象が地味に笑えたり、ゾッとしたりすることです。化け物が襲ってくるようなあからさまなホラーゲームではありませんが、どこか実際にありそうで、それでいて「いやいや、んなわけないわ」って思えるようなリアリティが面白いのです。
ここでは、『8番出口』を実際にプレイしてみて感じたこと、「異変」とされる事象などをご紹介します。完全ネタバレになるのでご注意を!
異変が2回ないと次は絶対あるの法則
長男命名の法則。「異変を見つけられないことが2回続くと、次は必ずどこかに異変があるので確認しないで引き返す」のがいいとのことです。
ぶっちゃけいくつか異変を見つけられなかったけど、この法則のおかげで0番出口に戻されずに済んだんだそうです。何としてもクリアしたいという長男の執念が見て取れますね。
ちなみに長男いわく、異変が2回ないと次は必ずあるけど、異変が2回続いたら次は異変がない、ということはなかったらしく、逆は然りではないようです。ご注意を。
おっちゃんに首ったけ
『8番出口』の代名詞と言えば、渡辺謙さんを彷彿とさせる、ちょっとてっぺんがハゲているビジネスマン風のおっちゃんでしょう。プレイヤーが見通しの良い通路に出ると、向こうから一点を見つめながらこちらに向かって歩いてきます。
おっちゃんはスマホを見るときちゃんと立ち止まっており、歩きスマホをしない礼儀正しきジェントルメンである様子がうかがえます。
さてこのおっちゃんにまつわる異変がいくつかあります。具体的には、やたらニヤニヤしているおっちゃん、めっちゃこっち見てくるおっちゃん、巨大化したおっちゃん、超高速歩行でこちらに追尾してくるおっちゃん、顔がバグっているおっちゃんなどです。実際に確認はしているんだけど、写真をちゃんと取れなかったのでゲーム実況系Youtuberぴくとさんの動画から拝借しました。
超高速追尾おっちゃんは、長男が見逃したものなので私も実際には確認できなくて、Youtuberさんのゲーム実況で確認しました。ただおっちゃんに追尾されているときに接触するとゲームオーバーになるらしく、こんなに実直そうに見えて実はおっちゃんはヤバいやつなのかもしれません。
おっちゃんが来ないパターンもあり、さらに「どなた?」っていう謎の双子がおっちゃんの前に立ちはだかるパターンもあります。通路をふさぐんじゃないよ。
何かいるぞ!怪奇現象の数々
8番出口を目指して進むプレイヤーを嘲笑うかの如く、突如怪奇現象が襲ったりします。
一番怖いのは赤い水。向こう側から赤い水が迫ってきて、おっちゃんは普通に歩いているのですが、プレイヤーは水に触れるとゲームオーバーです。長男いわく、「おっちゃんはアーマーに守られているから」だそうです。なんというおっちゃん無双。
どっきりパターンとしては、いきなり電気が消えるっていうのがあります。突然なので「うわあっ!?」ってなります。プレイしている長男は落ち着き払っていたけど、見ているだけの私は叫びました。なにか?
通気口が汚いっていうパターンもあります。掃除の人がさぼったんでしょうか、それとも誰かのいたずら?いずれにしても駅のクチコミ評価が下がるのですぐに対処したほうがよろしい。
さらにはとんでもないいたずらっ子がいるらしく、いつもの通路の先にフェイク階段が登場するというパターンもあります。通路の構造を変えるんじゃないよ。
長男は引き返していましたが、この階段を上ってしまうとゲームオーバーだそうです。誰だこんないたずらしたのは!
誰のセンス?ポスターの怪異
通路には6種類のポスターと「禁煙」「防犯カメラ作動中」の表示があるんですが、これがときどきおかしくなります。
あらかじめ1枚1枚をしっかり確認しておかなければなかなか気づけません。
禁煙表示がやたらめったら壁に貼りまくられているというパターンもあります。たぶんタバコで辛い思いをしたことがある人の仕業なんでしょうね。
誰かに見られている・・・
危険度No.1の怪異としてご紹介したいのが、壁に誰かいるってやつです。こんもりとしているのが分かりますでしょうか、奥の壁。
この壁マン、近づくとこちらに向かって爆走してきます。超こわい。大慌てで逃げると、壁マンはあまり足が速くないので普通に逃げられるんですが、捕まるとゲームオーバーになるらしいです。ちょっと過激なコスプレイヤーですかね。
あとリアルに怖いなって思ったのが、壁の隙間から見られているパターン。めっさ見られてますやん・・・家政婦は見た!のロケですかね。
道を指し示すはずの看板に引き返せと促されるパターンもあります。この先に見られては困る何かがあるのかもしれません。
あと見られていると言えば、目です。目の目が泳ぐのです。何を言っているか分からないと思いますが、本当に目の目が泳ぐのです・・・!
長男が「ちょっとかわいい」となぜか気に入り、毎回異変を確認しながら目に「おーい目、元気かー?」と声をかけていました。
扉は異世界に続いているのか・・・
再び危険度の高い異変として、一番左の扉が全快になっているというパターンがあります。暗闇に引きずり込まれると最後、ゲームオーバーになります。
きっと扉に入った瞬間に、今流行りの異世界転生で乙女ゲームとかラノベの世界で悪役令嬢とか最弱スライムとか最強俺TUEEE魔術師とかになっているに違いありませんね。全然関係ないけど、あの手の転生系の無料マンガを私よく読むんですけど、転生した主人公が過去を思い出して「はっ!これが今流行りの異世界転生・・・!」ってなるの何なんですかね。「流行りの」じゃねえんんだわ。あと転生するのってだいたいブラック企業で過酷労働を強いられた人で、もっといえばエンジニアの人が多いのも何なんですかね。世間のブラックイメージが半端ない。
あと突然扉がキイッ・・・て開くのも不気味。どんどんって向こうから誰かが扉をたたいているバージョンもあります。あちらの世界とこちらの世界がつながった瞬間に何かが起こっているのか・・・(もうええわ)!
それは見つけられんわ
長男が無事クリアしてから、ネタバレサイトで異変を全部確認しました。
すると、最も難易度の高い異変として「天井のシミ」というのがあることが発覚。そんなの見てませんけど?と長男と話していました。調べたところ、こういうのらしいです。
天井のシミが何となく顔っぽくなっているのが分かるでしょうか。いやこんなん絶対分からんやろが!と思いました。たぶん長男、「異変が2回ないと~」のルールで、気づかないうちにスルーしてしまった異変ではないかと思われます。頑張ってもう一回プレイして見つけてみたい気もするが・・・
結び
話題の『8番出口』をネタバレ満載でお届けしましたが、人気のヒミツが分かっていただけたでしょうか。なんとなく殺伐としたミステリー感があるのはもちろんですが、実際にプレイしてみるとそういう雰囲気をリアルに楽しめてとても面白かったです。動画実況で見るのも面白いですが、ぜひ皆さんも自分の目でさまざまな異変を確認し、達成感のあるアハ体験をしていただきたいと思います。年末年始のお休み時、ぜひご家庭で『8番出口』をお楽しみください!
なおYoutube実況ではぴくとはうすの動画を大いに参考にさせていただきました。いつもありがとうございます。
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