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明日の光をつかめから学ぶ3つのこと
ご覧になって下さりありがとうございます。
本日は上記の本『明日の光をつかめ』について、
私が読む中で、学び、感じた3つのことを記していきます。
①明日の光をつかめとは
昔お昼のドラマでやっていたのでご存じの方は多いかも知れませんが、
たんぽぽ農場という、非行や虐待を受けて育った子どもたちを
預かり、社会に復帰させる施設が舞台の話です。
三浦市の下宮田が農場の舞台になっているので、私自身、ロケ地の
何箇所かをめぐりました。
夏にやっていたドラマだったので、この時期になると
何となく恋しくなります(^-^)
②短気は損気
たんぽぽ農場を経営する、おっちゃんの口癖です。
ドラマの話ではありますが、頭に来て人を殴った少年に
『お前は頭にくるたびに、こうやって人を殴り続けるのか』
と叱っていました。
この短気は損気の意味としては、
短気を起こすと、結果的に損をするのは自分。
という意味だそうです。
短気は損気、逃げたら負けだぞ。
というおっちゃんのセリフは印象的なものがあります。
逃げるべき時もあるとは思いますが、
ここを乗り切りたいと感じる時、
短気は損気の言葉を大切にしたいなって感じます。
➂大切なものを傷つけた相手を許すことは難しい
たんぽぽ農場の経営者のおっちゃんは過去に
奥さんと子どもを通り魔の少年に殺害された過去を持ちます。
お話の中ではよく、その葛藤に苦しむ姿が描かれます。
すごく印象的なのが、ドラマの話で
おっちゃんが
たんぽぽ農場で育てた子どもの結婚相手が
通り魔の少年の妹だったという、
まさにドラマ展開ではあるのですが、その際に
おっちゃんが、素直にその結婚を喜べない。
その理由として、妹さんは何の関係もないと
頭ではわかっているけれども、人間は大切なものを傷つけた相手を
そう簡単に許せない
と話していました。
よくnoteで書いているところではありますが、
相手の大切にしているものを相手の立場から考える。
これって大事なことだと感じます。
ただ、ドラマの展開として結婚を許すのですが、
との時のセリフが
「正直言って、今もあなたのお兄さんを許すことはできません」
でも~
「あなたも幸せになって下さい。すぐに変わることはできないけれども、
自分を変えなきゃいけない、そう思っています。」
であり、あくまでドラマの世界ではありますが、
非常に重たいなぁと今でも印象に残っています。
④あたりまえが幸せ。ということ
私自身も高校がフレキシブルスクールで、いわゆる大学の様に
単位さえ取れば、服装も出席も自由な校風でした。
私は特に何か事情があったというよりは、
私自身が嫌なものは嫌。というタイプで校則で圧迫されるような環境が
嫌いで、それが原因でここに入学したのですが、
実際に周りには、
・親に虐待をされ親と一緒に暮らしていない子や
・親がそもそもいない子
がいて、単位制の学校である分、入学者の3割ほどは中退してしまうような学校でした。
当たり前の様に家族がいて、当たり前のようにみんなが笑っている。
それがどんなに幸せなことか、
とおっちゃんがドラマの中で言っていたセリフの意味は、
最近になってよく感じます。
私自身が法律を学んだのは、
そういう当たり前と呼ぶ幸せを守るような人になりたいなって
感じたからでもあります。
でも、本当に大事なのは何かが起きてしまったときに
法律で対処するより、
何かが起きる前に、しっかりと
①助けを呼ぶ
②公平な第三者や機関に相談する
➂その上で問題に立ち向かう
④当たり前などないことを知る。
ことだと考えます。
平穏こそが幸せだったと、今ウィルスの影響で多くの人が
感じていると思います。
そんなとき、今自分のあるものに感謝をすることこそが大事だと
頭でわかっていても、中々できない私がいるのですが。。
前を向いて生きていきたいものです(*^-^*)
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