何をどれだけ踏みつけても歩みを止めるな

善性を捨てろ無用な罪の意識を捨てろ。それはお前を弱くするものでしかなく、お前は弱くあってはいけない
他者をどれだけ踏みつけ、己の通る道の後にどれほどの屍の山を築こうとも、踏みつけられたという者の怨嗟の声に歩みを止めるな
踏みつけることを恐れず、ただ己の敗北のみを恐れろ敗北は死を意味する
弱さは万死に値する罪だ。俺のような「弱者」に成り下がるな
それがある種の加害意識に苦しむすべての人に俺から贈ることのできる言葉です。

要するに何を言っているか

基底現実において男性の肉体に生まれつくこと、シスジェンダーヘテロセクシャルであることは罪ではなく、己の性別に関係なく「(主に)男性の快楽のために存在する」とされるようなエロ漫画やエロゲーを生産し消費することも悪ではない(改めて文章にしてみると当たり前のことではありますが)。
(主にネット上の)他者に植え付けられた、本来必要のない罪の意識や、「自分たちは踏みつけられている」という声によって性表現を止めることは敗北であり、そうした敗北は確実に社会的死や物質的死に近づく。俺はかつてそうなりかけていたし、今も鬱病に「なってしまっている」
少しでもエロ表現に関わりたいと思っているすべての人は(かつての俺のように)己の「正しさ」に疑問を抱いて歩みを止めることなく、堂々と己の信じる表現をしてほしい。
俺にとっての理想は「すべての人間が性的な表現物を生産し消費することを恥じなくてよいこと」であり、何を踏みつけることも恐れずに進む血塗られた覇道こそがかつての俺自身を救う唯一の正道なのです。

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