『行き届いた心でものづくりしてる方々』
今日の満員電車で全盲の方が乗って来られて、ぎゅうぎゅうになりながら目の前でスマホを操作してるんですよ。画面は真っ暗なまま。
え……え!?
いやあ、カルチャーショックを受けました(^_^;)
イヤホンをしていたので、おそらく音声によって操作できるんだと思いましたが、それにしたって、それを可能にしたAppleってすごすぎる!
なんかもう、横っ面ぶんなぐられて、知らなくて「さーせん!」って感じと、やっぱりそれを創る人間たちを心から尊敬したいって感じと、俺はいったい何をやっとるんだという感じがごちゃまぜになって押し寄せてきて(笑)
(いや、僕も僕なりにおもに娯楽方面ではあるけど社会の役には立ってるはずなんですが(~_~;))
(閑話休題)
「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」っていう暗闇のソーシャル・エンターテインメント、今ではすっかり有名ですが、僕が知ったのは恐らくまだ日本では展開されてない頃で少なくとも15年くらいは前だったと思う(^_^;)
あの話を初めて聞いたときにちょっと似てる感慨。てか、日本でやってんだから行けよって話ですが(-_-;)
そこのスタッフさんがつけてるSEIKO製の腕時計がいかしてて、パカっと文字盤の上のガラスの蓋がとれて、短針と長針とぼつぼつした時刻盤を指で触れて、暗闇でも(てか、全盲の人にはいつも暗闇なんですが(^_^;))音声なしで何時かわかるっていう。SEIKOさん(の中の開発したスタッフ)、あんたって人は、愛しすぎるぜ!
それと、今は音声点字PDA(携帯端末機)ってのが発売されてて、点字で打ち込める小さいキーボードみたいなのもあるんですね。彼らはそれを文字通りブラインドタッチで巧みに扱うんですね!いやはや必要だから産まれるんだとしても、それを創る人の意識にはやはり頭がさがります。
エレベーターの鏡は車いすの人が後ろを確認するためだったっていうのも実は今日いろいろ調べていて知ったんですが(~_~;)あれですね、なんでもかんでも視覚障害者の方に合わせて街づくりすればいいってもんでもないんですね。道にあるぼつぼつした点字盤は視覚障碍者の方には方向を知る目印になるんですが、車いすの人や歩行困難な方にとっては、障害になるっていう問題。
どれだけ行き届いた心で街づくり、ものづくりをするか。
それは誰のためのものか。いろいろと考えさせられる今朝でありました。
それ以外にもいろいろインプットはありましたが、すべてを語る必要はないのでトピックだけ(笑)
世の中にはいろんな人がいて飽きないです (´ー`)
水もしたたる真っ白い豆腐がひどく焦った様子で煙草屋の角を曲がっていくのが見えた。醤油か猫にでも追いかけられているのだろう。今日はいい日になりそうだ。 ありがとうございます。貴方のサポートでなけなしの脳が新たな世界を紡いでくれることでしょう。恩に着ます。より刺激的な日々を貴方に。