『ネーミングで半分世界観が決まると思う』
ゲーム作りの話になりますが、キャラとかアイテムとかのネーミングで、敵なり味方なりに例えば「ユニコーン」とか「ペガサス」が出るとする。それは既存の幻獣だし、誰のものでもない最終幻想の世界の住人なので(笑)誰にも許可をとる必要ないんだけど。
オリジナルのアイテムを作るときは、ネーミングの際は必ずぐぐって既存のものとかぶらないかチェックする。大事なことね。
シナリオはもちろん世界を定義する上でとても大事ーー(舞台設定からドラマや善悪が生まれるし)なんだけども、シナリオの本質は、やっぱり葛藤とか、感情のドラマであって、世界観という枠組みだけでいえば、舞台となる世界観そのものはもちろん、そこにあるモノの名前とか、キャラの名前や必殺技のネーミングなどで世界は創られてるような気がする。
下記↓は15年くらい前の究極系アイテムのメモ。
発売されたものに使われたものではないので安心してください(笑)
今調べても既存でこの名前を使ってる人はいないようだ(笑)
<ブレストメモ>
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○人魚の水琴(みなごと)
……弦が水でできている琴。清き川のせせらぎに
似た音色が疲れきった体に染み透る。
体の奥からふつふつと力が!(体力回復)
○月酔鏡(つきよいのかがみ)
……二重螺旋にねじれた鏡。
月さえ酔ってねじれるほど、見た者の心をかき乱す。(混乱)
○星綿(ほしわた)の羽衣
……星の瞬きにた輝きを持つ羽衣。
着た者を重力から解き放つ。(空中浮遊)
○須弥猿(しゅみざる)の面
……一つ目の猿をかたどった異様な面。
かぶると顔面に張り付いて同化する。
即死・毒・石化・呪いなどを完全に防ぐ。
ただし混乱して我を忘れている。
(混乱に陥るが、その他のステータス変化を防ぐ)
○月光くじらの髭(ひげ)
……透き通って輝く蒼い髭。装備していると、
なぜか鬼石との交信能力を深められる。
あるいは…… 髭を「びん!」と振ると、
どこからともなく月光くじらの軍団が
飛んできて、皆大口を開けて怪光線を
ドッパーーーーーーーーーン!!
と発射して目の前の障害を吹き飛ばしてしまう……(召還獣?)
なんか、世界が見えてきませんでしょうか?😅
少なくとも、あ、和風ってことはわかりますよね(笑)
まあ、メモ自体古いので、『もののけ姫』的な世界観でやる和風RPGとか、ですかね。