2024.09.28

今日は訪問看護のあと、子宮頸がんのワクチンを打ちに婦人科へ行った。ちょっとドキドキ、緊張しながら行ったけど、受付の人も看護師さんもお医者さんも優しくて、安心して受けることができてよかった。
打った方の腕が重くなることが多いらしい(コロナのワクチンと同じ感じ?)が、私は何の副反応もなく、とにかく安心した。
ワクチンに対しての考えは色々あると思うけれど、私は予防できるものは予防したいと思って、キャッチアップ接種(無料)の期間内にギリギリ終わる日程まで迷って打つ決断をした。

希死念慮がある病気だけれど、ほんとうは死にたい気持ちって楽に生きていきたいっていうだけで、確かにスッと消えたいという気持ちもあるけれど、ほんとうにほんとうに死にたいのか?と問われると、多分幸せに生きたいだけだと私は思う。
これからもしあわせに恋人と猫と生きていくためにも、ワクチンを打つことにした。
あと残り2回ある。ちょっと面倒だけど、それで人類が長く戦ってきたがんという病気に抗うことができるなら、打っておきたい。
といいつつ煙草は吸ってるんだけど笑

まあ、子宮頸がんで若いうちに死ぬのは嫌だ。
私はやりたいことがたくさんある。
絵や楽器が上手くなりたい、曲を作ってみたい、動画も作りたい、バンドをやりたい…
欲を言えば働けるようになってお金を稼ぎたい。
欲を言えば働きたいって変な話なんだけど、私にとって1番大きな課題は働くことなんです。

双極性障害を抱えながら、ただ生きることも大変だけど、働いて自分のお金で生きていくのってとっても難しい。できてる人もいるし、それができてない人もいる。でも誰かの助けを借りながら生きることだって、自立の形の一つだと考えている。朝起きて、何を食べるかを決める。何を着るかを決める。髪型をどうしようかなとか、そういう生きていくうえでの選択の連続だって、自立の一つの要素じゃないだろうか。

だから、一般的(?)に見たら、私は無職だし今は足が悪くて掃除くらいの家事しかできないし、そんなんで自立してるなんて言えるの?と思う人もいるかもしれないけれど、私なりに、障害者の私なりの自立をしていると思って暮らしている。
それで良いと思っている。

そもそも自立って何なのかについては大学で習ったことだった。障害者なりの自立というのが上記の内容です。

世間に何と思われようと、私は私の意思で選択をしながら生きている。今何が食べたいかとか、それを考えて選ぶだけでも自立していると言って良いのだと思う。こと、病気を抱えている人にとっては。

そういえば、今日行った婦人科に、谷川俊太郎さんの『生きる』の詩がでっっかく飾ってあって、それがすごく良かった。私がほぼ丸暗記してるくらい好きな詩のひとつだ。これを読んでくださっている人で、ご興味があればぜひご一読いただきたいです。やさしくて、でもつよくて、良い詩なんです。憧れるなあ、谷川俊太郎さんには。

今日1日をまとめると、訪問看護、子宮頸がんのキャッチアップ接種、衣替え、断捨離、コンビニでお買い物、人生初の液タブでおえかき、ピアノとギターの練習、そしてこの日記を書きました。

まだ退院してから1ヶ月くらいしか経ってないけど、毎日がすごく充実しています。

趣味も楽しめていて、しあわせな日々を送っています。

包丁でソファを刺しちゃったりする日もあるけど、それでも平穏な日がとても多いです。

今聞こえている恋人の寝息が愛おしいです。
猫はなんか、夜の運動会しながら喋ってました。

枕にされている。

それではおやすみなさい。良い夢を。

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