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湯抱負

おせち料理やオードブル等のご馳走攻めの後はシンプルな料理がいい。ということで湯豆腐を作りながら、年頭に思うことをあれこれと妄想した記録。


材料

木綿豆腐 1丁
白菜   半分
昆布   10センチ位
水    具が埋まる位

大根   好きなだけ
生姜   好きなだけ
鰹節   好きなだけ
柚子胡椒 好き、以下同文
ポン酢  以下同文

激動と波乱の令和七年(2025)の始まり。去年の秋から始まっている大峠がこれから本格化。その波を乗り切って弥勒の世に行けるだろうか。
ということの前に、このnoteもそろそろ三年。
歴史と料理メインだが、映画のことを書いていることも多い。
ということで、映画記事をまとめたマガジン作成。

子供の頃、映画館に行くのは特別なイベント。今のシネコンと違い、入れ替え制ではなかったので時間が許せば何度も同じ映画を観ることが出来た。
昔は配信とかDVDなんてなかったので上映期間を逃すと、一年位待ってテレビのナントカ劇場とか○○ロードショーで放送されるのを待つしかなかった。
自分が生まれる前の名画はリバイバル上映とか解説本を読んで想像。


昆布を2,3時間水に漬けて出汁取り。

テレビで映画が放送される時、様々な解説者が見所や映画に纏わる蘊蓄を披露。淀川長治、水野晴男、高島忠夫等々。
そうした偉大な先達には及びもつかないが、心に響いた映画について見所や予備知識を書いてみるということに、より力を入れてみようかと。
最近、ネタバレという言葉を聞くが、私は核心には触れずに興味を持って頂ける書き方を心掛けてきました。
何も情報を開示しないのでは映画の魅力は伝わらないと思うので、拙文を読んだ方がそれってどういうこと?どうなるのかを知りたいと思っていただける紹介文をこれからも書ければと思っています。


ざく切り白菜、正方形に切った豆腐を投入。点火。

もう一つ、今年は他者への貢献を心掛けたい。
その一環として、クラウドファンディングに挑戦しているお店を応援。


群馬県でもつ煮で有名な店に『永〇食堂』がありますが、私はこの『ワインディングロード』の方が遥かに美味いと確信。
多くの店は蒟蒻や人参等を入れてかさ増ししていますが、ここはモツのみ。
肝心のモツも臭みもなく、かなり柔らかい。
交通の便があまり良くない所にあるのですが来店可能な方は一度、味わって欲しい。モツ煮の概念がグレンと覆ります。
もつ煮だけではなく魚の定食、プリンやアイスクリーム等も提供している。


薬味セット。大根おろし、柚子胡椒、おろし生姜、葱、鰹節。

何より素晴らしいのは店主はこの世界の嘘や茶番に気付いておられる。
「新コロ信者お断り」「他人はバイキンじゃない」等の言葉が店内に掲示。
この店に集う賢者達も社会の嘘や欺瞞に騙されない頭と耳目を持つ人々。
コ▢ナ茶番デミックの間、多くの飲食店が黙食だの消毒に検温だのと客をバイキン扱いしていた。私も随分と嫌な思いをさせられた。
ワインディングロードでは一切、そんなことはなかった。
安心して息つける場所である店の灯を消したくない。その思いから身バレの危険を冒してでも、ここで紹介。


弱火で10分、白菜がしんなりしたら強火。

時々、店ではイベント開催。その寫真が上のサイトに載っていますが、その中には私も寫り込んでいます。
普段は肉食を控えていますが、ここだけは別。たまに顔を出します。
遠方の方も支援下されば、リターンとして商品が頂けます。勿論、どかた家も支援済み。
味も店の心掛けも保証致します。どうか多くの方に知って頂き、支援の輪を廣げて欲しい。

こちらも支援。

交流させて頂いているEijyoさんが運営されている蕎麦食推進クラブ「さざれ石」
詳しくは固定記事にされている『新たなクラブの立ち上げ』を御覧頂きたいのですが、日本の食料事情は本当はかなり逼迫している。残念ながら多くの人はそれに気付いていない。
飽食の時代なんて言われていますが、現実にはかなりの食料を輸入に頼っている。つまり日本は生命線を外國に握られている。
蕎麦食を推進することで、多くの人に我が國の食料事情に目を向けて欲しい、出来ることを考えたいというお志に共鳴。
蕎麦好きな人だけではなく、日本の行く末を憂える人は是非、御覧頂きたい。私も蕎麦や蕎麦粉を使ったレシピをたまに寄稿させて頂いております。

もう一つ。

去年、金子みすゞのことを嗅ぎ回っている時に出会ったのが谷英美さんのnote。
現在、我々が知っている金子みすゞの人物像は或る人物や出版社によって作られたイメージの可能性が高い。
様々な人が自由に研究や意見を述べることで歴史や人物の姿は見えてくると思いますが、或る人物や出版社の都合でそれが妨げられている現実がある。
それに闘いを挑んでおられる。その心意気が素晴らしい。
金子みすゞの傳記を執筆されているとのこと。出版の暁には私も一冊、求めたいと思っています。
埼玉の川越で『みすゞ塾』を主宰なされている。川越なら行けなくはない所なので一度、正体を隠して潜り込んでみようかとも思案中。


湯抱負

昆布出汁がしっかり出た汁でポン酢を適度に薄めて、一通り薬味をトッピング。
ゆずのポン酢なので、やはり柚子胡椒の辛味や風味がよく合う。
葱のアリシンで食欲増進。生姜で體が温まる。高タンパク低カロリーな豆腐が美味しく頂ける。白菜から食物繊維もたっぷり。

年始に当たって、思うことをあれこれと書いてみましたが、料理しながら歴史や映画の話をつらつらと書くというスタイルはそのままで行きます。
同時に大した影響力はない私のnoteですが、魂が震えた人を少しでも支援したい。出来ることで貢献したいと思っています。
皆様の幸せが私の幸せ。そうありたい。

改めて、交流させて頂いている皆様、たまたまここに辿り着いた方々、今年も料理と妄想話を用意してお越しをお待ちしております。
スキやコメント頂けると、とても嬉しく思います。
頭のおかしいオッサンの話を見逃したくないという奇特な方がいましたら、氣が向いた時にUPする氣まぐれ更新なのでフォロー頂けると通知が届き、タイムラインにも優先的に表示されます。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
以上を持ちまして年頭のご挨拶とさせて頂きます。








最後に私自身の小さな野望。
歴史の話をしながら料理するというスタイル、つまりこのnoteを基に出版したい。





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