大物芸能人から言われた”一言”(9)
~ 概要 ~
私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。
第2章の概要 ~茶道のお家元とマスコミ界の有力者~
ある大物芸能人から私は、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただくこととなる、大きなきっかけとなった茶道のお家元やマスコミ界の有力者。そして、当時、私が考えていた「ふるさと電力プラン」。これらの要素が、次なる展開へと・・・私を導いていった。
お家元への相談
茶道のお家元との会話を通じて、お家元の人柄を感じ取った私は、鞄に忍ばせていた「ふるさと電力プラン」の資料を取り出し、お家元に見せ、相談を切り出した。
お家元は、3分~5分程度の私の説明を聞き、言葉を発した。
面白いと思うと。続いて、直流電力と交流電力の話をされた。
なぜ、日本の電力は、直流もしくは交流なのか知っているか?と質問があった。答えは、交流電力であるが、実は、今、直流電力にするための法改正などを政府や官僚では話し合いがされていると語った。
さらに、直流電力を生み出している会社があるが、どこの会社か直流電力を生み出しているか知っているか?と聞かれた。答えは「鉄道会社」であった。新幹線や電車は、直流の電力を生み出し、蓄電と話をされた。
また、なぜ、日本の電力は、直流ではなく、交流なのかというと、「政治と金(利権)」の問題で交流になっているのだと。さらに、お家元は、「レールガン」の話を教えてくれた。「レールガン」に関する今の最新情報とともに、日本の技術力の高さを。そして、最後に冗談で、笑いながら電鉄会社の株を買うようにと話をされた。
また、そんな話をされたお家元は、私の力になってくれると話をしてくれた。私は、嬉しかった。また、お家元の話を聞き、純粋に、「面白い人」だと思った。
そして、その日、「今、このタイミングだ!」と悟り、その足で、内閣総理大臣や国との繋がりを持つ、マスコミ界の有力者へ電話をし、今からお会いしたい旨を伝えた。そして、運よく、タイミングがあい、アポイントを取ることができた。私は走った。
次回に続く・・・
<余談>
「タイミング」は、大事なことだと思う。「タイミングを読む=空気を読む」と同義とも言えるかもしれない。しかし、「空気を読まない=鈍感力」も大事だと思う。この二つは、真逆のことにも関わらず、互いに大事なことであることは変わらない。しかし、真に大事なことは、相手のことを想い、どのように行動するべきか。さらには、相手のことを想うことに加え、自身の行動が、世の中に、社会へ、何をもたらそうとしているのか?「志(こころざし)」のために、動いているかどうかだと思う。
私は、悔いは残さない人生を歩むと、私自身に誓いを立てている。それは、20歳で母を亡くした時、悔いた自分への反省である。そして、20代後半で病に気付き、明日、死ぬかもしれない自分にとっては、明日がない日を過ごすこととなったためである。しかし、私は決して無理はしない。無理をすることは、私にとって、幸せではないためである。
何気ない日常、日々の暮らしが、私にとっては、最高の幸せだと考えている。
第一章のあらすじ
大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。