大物芸能人から言われた”一言”(15)
~ 概要 ~
私は、ある大物芸能人から、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただいた。これは、日本を代表する俳優から、サラリーマンである私がそんな言葉をいただくまでの出来事を記したメモである。
第2章の概要 ~茶道のお家元とマスコミ界の有力者~
ある大物芸能人から私は、『あなたに会うために、これまで生かされていたのだと思う』と大変ありがたい言葉をいただくこととなる、大きなきっかけとなった茶道のお家元やマスコミ界の有力者。そして、当時、私が考えていた「ふるさと電力プラン」。これらの要素が、次なる展開へと・・・私を導いていった。
3つのお願い
『未来を担う若者たちを築く「塾」』の仲間を集うにあたり、時価総額6000億以上の会社の社長へのプレゼンを通じて、お願い事を明確にすることを決めた私は、今後は、「3つのお願い」について話をすることとした。そして、3つ、すべてについて協力を得る必要はなく、そのうち、1つでも協力を得れれば良いお願いを考えた。また、一つも得れなくても構わない。何故なら、自分と同じ人、同じ考えの人なんて存在しないのだから。また、私は押し売りは大嫌いだからだ。そこに、”自由”はないから。
■3つのお願い事
1. 本取り組みに対して、賛同をいただくこと
2. 本取り組みにあたり、あなたの強みを協力いただくこと
3. あなたの信頼する、友達・知人を、ひとり、紹介いただくこと
また、時価総額6000億以上の会社の社長とは、その後、打合せの機会をいただき、改めて、お話をして、本取り組み(塾)への賛同を得るとともに、経営に関するノウハウに長けている強みについて協力をいただき、講師として、若者たちの前でお話をいただくことを約束してくれた。なお、本取り組みに賛同いただけそうな友達・知人の紹介については、条件付きで、約束を交わした。
つまり、3つの約束すべてに応えてくださった。私には、感動と感謝しかなかった。
金沢の飲食業のドンとの出会い
『未来を担う若者たちを築く「塾」』のことを考え始めてから、1年が経過しようとしていた頃、仕事でお世話になっている元広告代理店のお爺さんと、元テレビのプロデューサーのお爺さんから、金沢の飲食業のドンを紹介したいと話があった。
私は、PRの相談、もしくは、新規プロジェクトの相談かと推測をしていた。新規プロジェクトの相談というのは、私が、新規プロジェクトを成功に導くことが上手いことをお爺さん達は知っていたからだ。
しかし、私の推測は、半分正解で、半分は間違っていた。そして、良い意味で期待を裏切られたのであった。
一つの相談は、新規プロジェクトの相談であり、外国の方をターゲットとした美容系の話であった。よく聞く手の話であったため、私はお断りをするとともに、心の中では、お三方もやめた方が良いのに・・・と思っていた。特に、座組を考えると、金沢の飲食業のドンにスポンサーになってほしいと考えているのが見て取れたので、ドンには、話に乗らないでほしいと心の中で思っていた。結局、その後、この話は、潰れたようだったので、人のことだが、良かったと思った。
もう一つの話は、金沢の飲食業のドンの書籍の出版の話であった。そして、どんな書籍を出したいのか話を聞くと、日本の未来を想う強い気持ち、溢れんばかりの気持ちをお持ちであることがわかった。そのため、私も同じ考えを持ち、まさに、塾を立ち上げる間際でもあったことから、金沢の飲食業のドンに、塾の構想をお話しし、3つのお願いについてもお伝えしたところ、すべてにOKをしてくださった。この金沢の飲食業のドンとは、今も、友達であり、親友である。
次回に続く・・・
<余談>
経営、医療、ITの知識を持つ化け物が勤めている会社では、4つの事業をメインに行っていた。私は、この4つの事業のすべてのPRプランを作成し、化け物に提案した。結果、この化け物から、会社からPRプランに基づき、予算を獲得するから、資料を少しアレンジしてほしいと話が合った。
ここで、学んだことの一つは、金額は、適正(打倒)な金額を安くするのではなく、逆に、適正(打倒)な範囲で高く提案した方が良いこと。
つまり、化け物が、私に交渉をして、安くしたように社長に伝えられるような見せ方にした方が、社内で予算がとりやすいということであった。
また、もう一つの資料の修正は、一枚モノにしてほしいということであった。このことは、一枚で、端的に伝えたいということかと思う。そして、その後、4つの事業プランのすべてのPR予算が下りたのであった。
また、この時は、私が提案したPRプランの一つがきっかけとなり、男気ある社長と、化け物の副社長が、喧嘩別れすることになるとは、私は夢にも思っていなかった。
次回の「余談」に続く・・・
第一章のあらすじ
大物芸能人から言われた”一言”(7)を参照ください。