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読書記録『そろそろいい歳というけれど』

めちゃめちゃ共感できる本に出会った。
その本は、『そろそろいい歳というけれど』(著者:ジェラシーくるみ)。
30代前後の女性の方なら「ああ、わかる~」と共感できる人が多いのではないだろうか。

20代、30代、40代と年齢が重なるごとに人生のライフステージが変わってくる。
大学卒業して、就職とともに上京して、少し経てば周りの友達が結婚していって、どうしようかと悩んだり…
結婚して子供を持つ女性、結婚したが子供がおらず夫婦2人で生活している女性、仕事に熱中している女性。
いろんな女性がいるし、いろんな生活がある。

インスタなどを見ていると、きれいな投稿(言い方w)ばかりが流れているが、きっと投稿者それぞれに裏があるはず。
みんないいこともあるが悪いこともある。
でもそれでもいいじゃない、と思わせてくれるような本だった。
とにかく、めっちゃおもしろかった!(笑)

特に私にとって心に響いた箇所は以下になる。

私が瑕(きず)一つないと感じていた玉。
みんな瑕の部分に1日だけ塗装して、金メッキをかぶせていたのかもしれない。
まん丸でピカピカして完全な球体に見えたものは、本当はいびつな鉱石だったのかもしれない。

『そろそろいい歳というけれど』(著者:ジェラシーくるみ)より抜粋

人生には、いいときと苦しいときがある。
どのライフステージにいてもそれだけは変わらない。
私たち女性の間でライフステージの違いにより分断が生まれるのは、幸せではなく互いの苦しみを共有できなくなったからだ。

『そろそろいい歳というけれど』(著者:ジェラシーくるみ)より抜粋

この著者の方の他の作品も読んでみようかな…!
ではまた!

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