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ベビーカーを押しながら泣いた日

ここ最近とっても疲れていた。
私は子供3人(5歳、3歳、0歳)を育てている。とっても元気な男の子たちだ。
夫は仕事や大学院、社外活動で忙しく(しかもこのタイミングで忙しいと言われる部署に異動となった)、両親は遠方住み。
平日の育児はほぼワンオペ。
2人まではなんとかなっていたものの、3人になると本当に手が足りない。
それでも、私も自分のこともしたい(本読みたい、英語の勉強したい、note書きたい、所属しているコミュニティの活動に参加したい)!という気持ちがあった。
とにかく、時間も、気持ちの余裕もなかった。

そして、ここ最近、溜まっていた感情が噴き出すことがあった。
それは、保育園の送迎でおきた。

話は1ヶ月前にさかのぼる。
3男はまだ生後1ヶ月。まだ暑かった時期で、3男を連れて保育園の送迎に連れていくことは危険!となったのでファミサポに依頼して、お兄ちゃん2人のお迎えを依頼した。
夫の在宅勤務ができず、どうしてもお迎えに行ってほしい数日を依頼していたのだが、
次男があまりにも帰宅途中に脱走(突然走りだす)するので、2回だけ引き受けてくれてそれ以降はキャンセルとなった。
その時点で、「これからどうしよう・・・」と少し半泣き状態。

気を取り直して、頑張ることに。
夫が在宅勤務をしているときや、料理代行さんやベビーシッター(うちの市は月に数回ベビーシッターの補助が出る)の方が来てくれているときは3男を預けて、私がパーっと自転車でお迎えをする。
しかし、それ以外の日は3男を抱っこ紐かベビーカーで連れて、お兄ちゃんたち2人と一緒に歩いて帰る。(次男が脱走しないか、事故起こさないか常に緊張状態。何度も何度も子供達に歩いていこうね、と言い聞かせる)

ある日のお迎えのとき、雨だったのでタクシーを使って帰ることにした。
配送アプリでタクシーを呼び出し、子供達とタクシーに乗ろうとした瞬間に、運転手さんから「子供たちの靴気をつけてよ!」と怒られた。
靴を脱がせて、もう怒られるの嫌だから子供達には靴下のままタクシーから出るように言った。

言っていることはその通りなのだが、なんだかとっても悲しくなった。
きっと、なんともない日にそう言われたら「次から気を付けよう」と思って受け流していたと思う。
しかし、子育てでいっぱいいっぱいで、自分に余裕がなく、子供達にも我慢させている状況だったから悲しくなったんだと思う。

ファミサポにも断られ、タクシーの運転手さんからも怒られ、誰に頼ればいいの???????となった。その夜、泣きながら夫に話した。


3連休は所属しているコミュニティの活動に参加したり、仲のいいママ友とラストマイルを見に行った。
楽しい時間を大好きな人たちと過ごせて、心が満たされた。
ママ友に一連の話をしたら「ほんまに忙しい日、家で○○くん(3男)見とくからお迎え行っておいで!」と言ってくれた。すでにもう何日か助けてもらっている。

頑張りすぎないことにする

最近、何か糸がぷつんっと切れたように、
あれもこれも頑張りすぎないことにしようと思った。
楽しいことだけする、無理してまでやらないことにしている。

子供達が保育園から帰ってきたあとや、休日は、家は動物園化しているが(笑)、
「おかあさん、これしてー」「抱っこ―」と言われたら、食器が溜まっていても「まあいっか」と思うようになった。
耳が空いていたら、とりあえず何か聴かなきゃ!とか思っていたけど、それも少しセーブされた気もする。
SNSを見る頻度も少し減らした。(←これ結構自分にとってよかった)
本も、紙の本を読むようにした。(私は紙派なのか、紙の方が記憶に残りやすい。)

お兄ちゃんたちを送った帰り道に聞いた配信で

今日、お兄ちゃんたちを保育園に預けたあと、ある配信を聴いていた。
3人育児をしているママの配信。
子育てしていると辛いこともあるけど、人に助けられたこともあるといった内容で、
いろんな人のエピソードが紹介されていた。
聴きながら涙が出た。いろんな人のエピソード、「ああ、私もこんなことしてもらってる」と思った。

嫌なことは記憶に残りやすい。だからファミサポキャンセル事件や、タクシーで怒られたことは覚えている。
でも、それ以上に、いろんな人に助けられてるなぁと思った。
今日の涙は、嬉しい涙、感謝の涙。
これからも、辛いことや大変なことがきっとあると思うけど、自分なりに無理せず頑張っていこうと思った。

最近読んだ(読み返した)おすすめ本

https://www.fusosha.co.jp/books/detail/9784594097189


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