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食物アレルギーの話② 小児アレルギー科へ

前回の続きです。


小児アレルギー科へ

まずは、かかりつけの小児科へ、7-8か月検診に行ったのですが、
保育園の入園もあり、1歳前に初めて、小児アレルギー科を訪ねます。

そこで言われたのは、

「なんですぐ来なかったのですか。遅いです。半年でアレルギー反応がでた時点で、即除去です!」

はて?

若干、怒られて、診察は終了しました。

私の二つの疑問

・適切な受診時期はいつなのか
・なぜ完全除去が必要なのか

これらが頭をよぎりました。

かかりつけの小児科では、まあ1歳くらいになってから血液検査を受けて、でいいですよーとのこと。
こちらでは、来るのが遅いです、とのこと。

私の理解では、現在のアレルギー治療は「食べて治す」つまり、経口免疫療法が主流だということ。
うちの子は重症なアレルギー症状は出ないし(出ても、顔の腫れや顔の蕁麻疹)そこまで完全除去しなくて、大丈夫では?というのが本音としてありました。

なので、即完全除去!と言われても正直抵抗がありました。

それでもなぜその必要があるのか、小児アレルギー専門医が言うには、

「症状が出て、食べさせるのが親が怖くなってしまうのが一番いけないから!」

つまり「食べて治す」のは本当だけど、
「症状を出さないようにやっていく。長期戦だから。」

そこがポイントと理解してます。


食物アレルギーが長い付き合いになればなるほど、症状が出る怖さ、というのは今は理解できますし、
今は症状が軽くても、いつ重篤なアレルギー症状が出るかはわかりません。
そういう意味でも、症状が出ているなら、月齢・年齢にかかわらず、
すぐ受診がおすすめという理解です。

掟を破る

あくまで我が家と我が子の話ですが、

・症状が出てしまっても、怖くなるかも(それでも前に進まないといけない。)
・今は大丈夫でも、もしかしたら重篤なアレルギー反応が出てしまうかも

というリスクを親が負っている意識の上、様子を見ながら、少々食べさせてもいいと思っています。
掟破りなので、賛否あると思いますが。。


具体的には(完全除去と専門医からは言われているが)
・お菓子やパンに含まれる卵・乳くらいならOK
・マヨネーズやチーズ、ちょっとだけ食べてみたいと言われたら少しくらいOK
・卵焼きや目玉焼きも一口くらいならOK

という形です。さすがに非加熱、火の通りが悪い状態の卵は食べさせませんが、それ以外はまあ少々いいか、と思っています。

今は、負荷試験を経て、一定量毎日食べ続ける経口免疫療法が進んでいるので、卵も乳も食べさせていますが、
もうちょっと牛乳飲みたいと言われたら、少しならいいか、練習練習~という形でやっています。
(これも立派な掟破りです。絶対指定量を超えてはいけないよ、本当は)

なぜ掟を破るのか

理由は3つです。
・現在のアレルギー治療は「食べて治す」つまり、経口免疫療法が主流だと思っているから。
・食事を楽しんでほしいから。(機械みたいに毎日これだけ!もっと欲しくてもダメ!これも食べちゃダメ!が多いと辛い。)
・私が適当人間だから(笑)

じゃあなぜ小児アレルギー科に通院するのか

入園のためです。
園での食事は、自宅での食事のように、私が子どもの様子を見ながら量や頻度をコントロールすることができないからです。
(なので、現在の保育園でのアレルギー対応のガイドラインは厳しく、除去解除までの道のりもとても長いです。)

とある看護師さんには、
「アレルギー専門のところに行ってもいいけど、かなり細かく指示されるから、合う合わないがあるねー」と言われました。

本当にその通りっっ

細かくて、大変よ。。。

おしまい。


最後まで読んでいただき、お時間ありがとうございました!
また健康にまつわる気づき、良い方法があればお知らせします。
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アーユルヴェーダ ゆうこ
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