緑内障の疑い 視野欠損から復活した目の話 第二話 インド入院 ドカッと毒出し

2023年11月
アーユルヴェーダ ドカッと毒出し 準備編

 『歳を取ったら老化する』は常識で、加齢で体の性能が低下することは否めません。一方で『老化を当たり前としない』のがアーユルヴェーダです。

 『一度障害された視神経が元の状態に戻ることはない』『視神経の修復は不可能』これは現代医学の一般的な考え方ですが、私はアーユルヴェーダ人だし、常識にとらわれたくない、逆張り的なところがあるので、視野欠損があると診断されても、元の状態に戻らないということの方が、しっくりきませんでした。

だから、自分の生まれもった体質と目が悪くなっていった時期の暮らしぶりを振り返ったときに、今は異常があるけど、『視野、改善できるかもしれないなー』と思わずにはいられなかったのです。

 望みを捨てきれなかった理由は他にもあり、これまでにも、現代医学の常識を覆す治癒や回復を経験してきたからです。過去の私は働きすぎで、体力以上の仕事をしては、自分でも気づかぬうちに体調を崩しかける、ということをなかなかやめられませんでした。

 しかしそんなときも、私はアーユルヴェーダに助けられました。人知れない回復力を発揮し、西洋医学のお医者さんが驚くような治癒を経験したことが、これまでにも何度かあったのです。それはなにか特別な能力とか奇跡とかではなく、アーユルヴェーダの入院治療や、アーユルヴェーダ式ライフスタイルの実践によって、体が正常なサイクルに戻っていき、そうしたら、本来の健康な状態に戻った、というようなことでした。

 なので、『視野が回復しなかったら・・・』という不安が0(ゼロ)ではなかったものの、回復を信じていたので、出発前、日本でも、日々コツコツ、アーユルヴェーダ式ライフスタイル(食事・生活習慣・セルフケア法)を実践していました。日々、コツコツと毒出しライフです。

『アーユルヴェーダ病院に入院してドカッと毒出し』するためには、『入院前の日々の毒出し』が大変重要なのですよ。だから、コツコツコツコツ、毒出ししてから、インドへ旅立ちました。


入院ドカッと毒出しプラン ※ 注1
期間   :3週間
計画   :3ステップの治療計画

ステップ1.一週目『ドカッと出すぜ』の準備期
①毎日頭から足の先まで、全身オイルマッサージ。オールハンド。
②マッサージの後は、棺桶型スチームサウナに入り汗をかく。首から上は、棺桶から出したまま。
③浣腸(少量のオイル、または結構多めの煎じ液)で浄化。


この辺りまでは、非常に気持ち良い、心地よい治療だったのですが、
ステップ2.『ドカッと毒出し』期は、心身ともにどんどんハードになっていきました。出した人しかわからない! 毒を出すって、気持ち良いけど、結構たいへ~ん!!


今日はここまで。

次回以降予定

ステップ2.『ドカッと毒出し』期

ステップ3.『小顔・ハリ・つや・痩せてすっきり・きらめき』期

『わたしのからだに起きたこと』

『インド入院生活の実際・・常識ってなんだよ』 など

                                   ※ 注1 

  • アーユルヴェーダの治療は、個人の体質・体力・年齢、季節などを考慮の上、内容や期間が決定されます。この治療は、私の体質、年齢や体力、抱えているいろいろな症状に合わせて決められたものです。


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